地方移住失敗者を見るのは快感だろうけど、うまくいってる人はそもそも書かないんだよね。良い話をタダで他人に教えるわけ無いじゃん。
twitterで軽くバズッてたこれを見て
https://twitter.com/DB_Daijiro/status/1419483940641861633?s=19
自分がクソだと死ぬ前に気づけてよかったのでは?と思う。
状況だけ見れば、ある意味頓悟したからもう生きる必要も死ぬ必要も無くなったともいえる。言えないか。
地方を呪う記事とか書いてる移住失敗者とか、環境のせいにして自分の能力の低さに気づいてない人一杯居ますよね。
はてブとかnoteでよく見ますよ。いつも楽しく読ませていただいてます。
なんでこんなに多いのかなと思った時もあったけど、結局のところうまく行ってる人は良い事はネットに書かないということですよね。
儲かる方法を他人に教えないのと同じで。
だってメリットがゼロだもん。
数が増えれば必然的に変な人の数も増えるわけじゃないですか。
勇気をだして人生賭けて移住して、時間をかけて順応してコミュニティの一員として暮らすことが出来ている人にしてみれば自分がせっかく築き上げた人間関係とか立位置だとかそういうのをぶち壊されるリスクがあるわけですよ。あとから来た奴に。
あなたも東京からの移住者ですか仲良くしましょう
みたいな話になったら一番面倒くさいですよね。
またよそ者に逆戻りするリスクがあるし、そいつにしたって外国で日本人コミュニティに入り浸って何も得られないみたいな状態で成長しないから共倒れ。
うまく行ってる人はそんなの求めてないんですよ。
東京を輸入しようとはしないの。
その場所に居場所を作ろうとするんですよ。溶け込むっていうんですけど。
そういうことをうまくやれない(広義の)コミュ障が、やれ田舎の閉鎖性がとか見えないルールがとか文句を書き連ねるんですよね。見ようとしてないだけ。
自分の能力が低いだけなんですよ。
自分という単体の価値を限りなくゼロに落として、その他のサービスはすべてカネを媒介にして他人と関わらなくて済む、石ころ帽子が無料配布されてるTOKYOの街でないと生きていけないの。
そういう人に来て欲しくないから、うまく行ってる人はそういう話をネットやTVでは絶対話さないんですよ。
だから失敗談だけがネット上に残る。
いくつか田舎の町や離島で東京出身という家族と話をしたことがあるけどやっぱ皆さんコミュ力高かったですね。生きる力といっても良いですけど。
「東京を輸入」
なにかが欲しくなったとき、はたして本当に必要なものなのかなって本質的な問題に直面するんですよね。
その服も靴も、趣味のモノたちも本当に要る?って。
はい、要ります。
解りました。じゃあアマゾンが遅くとも2日以内に届けてくれるらしいですよ。
いい時代になりましたよね。
埼玉の高校生かフリーターが何日かバイトして稼いだお金持って埼京線で渋谷に買い物に行くのとどっちが幸せなのかな。
そうやって世の中がどんどん進化して離島も含めて日本中の全てが平均的サイタマのような利便性を得たとしたらその後に残るメリットやデメリットって一体なにになるんでしょう。
その土地が持っている価値とはなんなのでしょう。
自然?人?宗教?
意外に思われると思いますが、お祭りや行事が何のために行われているか忘れてしまった人たちばかりではないんですよ。
あなたの周りに無いだけで、この国はまだまだ「日本」なんですよ。
驚きました?映画のなかだけだと思ってたでしょう。
若い人も、子供も、”君の名は”みたいに東京に憧れる人たちばかりではないんですよ。
そうじゃない人たちがいるって想像できます?ムリですよね。
御婆サン。御婆サン。御客様ハ御帰リニナルソウダカラ、寝床ノ仕度ハシナクテモ好イヨ
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あとはまあ、やっぱ呪いのほうがPV伸びるんですよね。
その理由のほうが大きいんじゃないかな。
人は他人の幸せなんて見たくないんですよ。
自分が幸せになれるかどうかなんてわからないんだから、もし不幸になったときに、女偏のつく感情が次々と湧いてくるんですよ。
そこをくすぐってくれる呪いのほうが、読んでて気持ちが良いんだとおもいます。
それみたことか。
ざまあみろ。
なにもせず踏み出さなかった自分が正しいんだ。
醜いですよね。
少なくとも勇気を出して環境を変えようとしたイギリスの彼のほうがよほど尊いと思う。
もう一国くらい見てからでもと思わなくはないけれど。
遺書という形で最後に文章を残せて、こうして外国の誰かの心にメッセージが届いた。
それはすごく、○○○○い事だ、かもしれませんね。
おしまい。