へんなおじさん。
絶賛炎上中ですが例のラーメン評論家の人、ここ数年でダントツにやばかったですね。
僕も歳をとるとああなっちゃうんですかね。気を付けよう。
あの文体の気持ち悪さはなかなかでしたけど、往年のテキストサイト文化を彷彿とさせる文体は絶滅危惧種なので保護すべきっていってた方がいて、インターネット老人会としてはたしかにそうだなと笑ってしまいました。
侍魂とか、探偵ファイルとか、あのノリですよね。まだ草とかがない時代。2ちゃんねる黎明期とかのいにしえの文化。なつかしい。
そもそも長すぎなのにちゃんと読んでしまったせいでアブラ多めのラーメンを食べ終わったような不快感がありました。
予想通りJALとかタカシマヤとかに続々と記事を取り下げられたり、だんだん大騒ぎになってきて、まだまだ延焼しそうなんですけど、全然反省してなくて「どうも、おじさん構文です」とか更新してるあたり、もう初動のミス具合で行くとDaiGo氏以上ですよね。これからどうなるんだろう。
オリンピックの前に続々と辞任された佐々木宏氏とか佐野研二郎氏とか、のぶみ氏とかのときは内容はどうあれ外部から放火されてのパターンだったじゃないですか。でもこの方の場合もう自爆というか自殺ですよね。だってせっかく(せっかく?)アイドルの方はイニシャルで隠してくれてたんだから黙ってれば良かったのに。
ご本人の経歴からして、たかがアイドル崩れの小娘が自分に楯突くなんて生意気だから適当に茶化して不発に終わらせてやろうとか、全然効いてませんけど何言ってるんですか的な空気にしたくて余裕感を出したかったんじゃないかと思いましたが
「それ、僕です!」とか
「女子供には手を出さない」とか
もうやばいやつ感がすごくて、猟奇的といってもいいくらい。
状況の信憑性を圧倒的に担保してしまってるのがもう最高でしたよね。
自分は飲食業ではないですが、ああいうお客さんの対応までしなきゃいけないとなると、やはり恐ろしい業界だなと思いました。とくに若い女性には。
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狭いコミュニティでは確かな地位と影響力があっても、それって一歩外にでたら何の意味も権威も持たないってことあるじゃないですか。
映画とか本とかの評論家の方ですと文学の研究みたいにいろんな知識と経験と目線から論じてくれる方もいらっしゃるので知的好奇心が満たされたりしますけど、食べ物、特にラーメンとかB級の部類に関しますと、求められる専門性が低いというか、まあ普通の人にとってみたらカードゲーム大会の優勝者くらいの存在ですよね。
職に貴賎は無いとかって建前としては解りますけど。扱うものの格というか、そういう所の差はありますよやっぱり。
風俗ライターとかパチンコライターとかの人はわきまえてると思いますけど。
などと考えましたが、あれはシンプルに50代のおじさんがセクハラしたらマジギレされたので、や〜冗談冗談、酔うと僕はこれくらい普通なんですよ、なにマジになってるのって言ってるだけですね。
そういう人が生き残れている業界という意味でも結構貴重だなと思いますが、まあそういうことなんですかね。B級グルメ業界。
これからどうなるかは大体想像がつくんですが、でも結局楽しみに見てしまうのは僕自身もいわゆるコロナ疲れで負のエンターテイメントを求めてしまっているんでしょう。
炎上系の人たちって炎上をカネに変える仕組みがあってこその炎上なんですけどあの方ってフツーにただのライターさんじゃないですか。依頼がなくなったらどうやって稼いでいくんでしょう。
名無しの記事にしても、お店からいやがられたらネタがかけないですよね。
もし自分だったらと思うと怖くなってきました。
これからどうしよう。
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小室文書(4万字)といい、ホームレスとデートで炎上した女性の方の釈明文(6万字)といい、大量のテキストで爆撃して煙に巻く作戦って流行ってるんですかね。
短編小説なみの読み応えなのに、読み終わった後に本当になにも残らないという。お酒とか煙草のほうが脳に影響あるだけまだマシですよ。本当に時間を消滅させる魔法ですよ。
思考って言葉の80倍の速度で流れてるとか言いますし、概念は並行的ですから、それをちゃんと捕まえて一次元でシリアルな文章という線に読みやすく並べ直す能力って練習しないと付かないのかもしれません。
ナラティブとかストーリーテリングとか流行っていますが、エンタメ半分のプレゼンや本人の精神的整理みたいな状況でならいいですけどやっぱり結論が最初にあって補足を並べるほうが伝わりやすいと思うんですよね。
日常で使う「ことば」に関してもちょっと気をつけてみようかなという、いいきっかけでした。
さて、ラーメンでも食べに行きますか。
僕が自分でみつけた、自分の好きなお店に。
おしまい
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