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イギリス山菜の王様 ワイルドガーリックバター
覗いてくださりありがとうございます!
今日は、イギリス定番の山菜ワイルドガーリックについてお話しさせてください。
ヨーロッパに自生するワイルドガーリックはその名の通りWild(野生の)Garlic(ニンニク)という意味なのですが、他にもBear Leek(熊ネギ), Wood Garlic(山ニンニク)等と様々な呼称があり、4−6月に山間部や森林、都市部でも緑豊かな公園内で採取できます。
さらに、イギリスの法律では他人の土地のものでも採取して良いことになっているので、ワイルドガーリック目的で国立公園を徘徊する人も珍しくありません。(権利者の許可なく穴を掘るのは違法なので、根は諦めましょう)
英国人は採取したワイルドガーリックでスープやペストソース、サラダ等を作りますが、それでは保存がききません。僕はよくワイルドガーリックバターを作り冷凍し、いつでもワイルドガーリックを楽しめるようにしています。
ワイルドガーリックバターはパンに塗って食べても美味しいですし(以下に天然酵母パンのレシピを載せます)、魚や野菜のソテーにも良く合います。綺麗な緑色も食欲をそそります。
日本では行者ニンニクの葉で代用可能ですので、イギリスの初夏の風物詩であるワイルドガーリックバターに是非トライしてみて下さい。
レシピ動画:
材料:
100g バター
20g ワイルドガーリック(又は行者ニンニクの葉)
適量 塩
(任意)レモン、スパイス、ハーブ
手順:
1 バターを常温に戻す
2 ワイルドガーリックをよく洗い、水気を切る
(水分が残ると保存性が悪くなるのでしっかりと水気を切ってください。)
3 バターが常温に戻ったらワイルドガーリックを粗みじん切りする
4 バター、ワイルドガーリック、塩、任意でレモン汁やレモンピール、スパイス、
ハーブ等を混ぜ合わせる
5 ラップで包んで冷蔵または冷凍