【まんが少年日々記】68話 王様だむねーくーやー【コラム】
だむねー(びー玉)は季節問わずの遊びだ。
暑い陽射しの日や、寒い北風の吹く日にだって勝負、勝負だった。
なに「南国なのに寒い北風だって〜」ってか。
当時、冬は寒く、半ズボンの足は乾燥で白く粉ふいたんだよ〜。
そうそう、朝方に石垣島にもアラレが降った日があった。
超〜ひいさん朝(寒い朝)、早起きのおじーやおばーは浜で、仮死状態の魚を手掴みで竹網のザルいっぱいの収穫で、早起きの恩恵とはこれぞ的に大漁をほくそえんでいた。
でも、寒さに少年少女は風邪っぴきの子が多かったな〜。
だむねーふーやー(びー玉勝負)も鼻風邪にじゃまされる。
垂れる鼻水が指を滑らせ、あらぬ方向へ飛ぶしまつ。
なに「寒いときは家の中で遊べ!」ってか。
子どもは風の子っていうだろ〜が。
だいたいぬくぬくと生きろって考えはいかんなー。
遊びや勝負事の最中には邪魔や恐れはなかった。
ゆいつのそれは、5時をしらせる時報のサイレンだ。
サイレン後、遅く帰宅すると、かあちゃんのお仕置きだ〜。
日々が、軽快な「遊び」の円舞状態だった。
創造して遊ぶ。賭けて遊ぶ。採集して遊ぶ。
勉強も遊びだ。ヒヤッホ〜遊びって気持ちイイーあははは。
よくよく思い出すと合間にホウキのお仕置きで悲鳴の記憶。
ヒィ〜。やめて、止めて、ゆるして。
ああ〜過ぎたるは、なんとやら…教訓のような日々。
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