東大院卒が考える、こんな子育て良いのでは?3つの提案


自分自身の体験を振り返り、
子育てについて僭越ながら提案があります。

1. 家族旅行プロジェクト

家族旅行といえば、親が決めて、子供は当日までどこに行くか分からないという感じではないでしょう?思い切って、こう伝えてみてはいかがでしょうか?

『家族旅行の行き先を考えて欲しい。予算は家族4人で15万円以内に収まること。ホテルや電車を予約する時はお父さんに相談すること。』

 子供としては、自分(と兄弟)で行きたい場所を決めることができるのは嬉しいはず。2週間に1度くらい、家族で作戦会議をすれば「旅程を考える時間」すらも良い思い出になるのでは?「失敗してもいい」状況で、一つのプロジェクトを遂行することは、長所・短所を見つける上でも有効に働くと思います。


2. 価値に対する報酬制度

月額◯円というお小遣い制は「何もしなくてもお金がもらえて当然」という認識を育てかねません。「お皿洗いすれば100円」といった制度も同様。「やりたくないことを我慢して労働すればお金がもらえる」という会社員マインド・常識を植え付けてしまいます。

 例えば『この本を読んで、その内容をお父さんに教えて。お父さんの質問にも答えられるようにすること。本1冊につき◯円の調査料を支払う。』といった具合に「価値を提供した対価を得る」という感覚を育てるもの。

「誰かの役に立てばお金をもらえる」という感覚と、良書の中にある思考、文章から正しく意図を読み解く力を育てることができます。1件につき、◯円という形であれば、より精力的に取り組み、結果として読書が好きになり、人に説明する・要点をまとめるといった技能が伸びるかもしれません。


3. 欲しいものプレゼン

 例えば『iPhoneが欲しい。だって、欲しいんだもん』で終わらせずに『なぜ欲しいのか?親にとって、どういったメリットがあるか?』家族を納得させるプレゼンテーションをさせるというもの。

※参考ツイート

 社会に出ると『こういった企画をしましょう。だってやりたいんだもん!』という子供じみた意見は通用しません。『こういったことをすることで、こんないいことがあるよ!だからみんなでやりましょう!』周囲の人を納得させ、一緒に行動してもらう必要があります。周囲を納得させ、行動してもらう経験は、学園祭くらいでしか経験する機会がありません。
 まだ失敗が許される家庭内で練習しておくと良いのではないでしょうか?

以前聞いて面白かったやり取りは、
6歳の娘『お父さん、おままごとセットを買って欲しい。』
父「どうして?」
娘『お母さんがご飯作ってくれてるから、私もお手伝いできるようになりたい。』

10月の間だけ、プレミアムに登録して、コメントを受け付けるようにしました。聞いてみたいことがある人は、コメント欄へどうぞ😊


いいなと思ったら応援しよう!