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自分の表現を貫くことが心を豊かにしてくれる
期限が迫っています。
新作連載と制作クラウドファンディングの開始日、3月22日が目前に。
今日を跨げば3月、いよいよです。
作品の制作とクラウドファンディングの準備、それから日々の発信と、
個人作家は本当にやることが多いです。
けれど、これをクリアできればぼくは、自分の表現を貫いた作品を世に発表できるわけで、
ぼくにとってはそのことが何よりの生き甲斐で、心の健康に必要不可欠なことだと、これまでの創作人生を通して感じています。
好きでもないものを描き続けるのは、好きでも嫌いでもないことをやり続けるより辛かったりします。
21歳からカラオケ店でのアルバイトを始めました。
業務内容は毎日同じで、覚えることもなくなってくると、次第に退屈な時間が増えていって、
その退屈を時に苦痛に感じ流ようになりました。この時間、自分の好きなことができたら幸せなのにな、と。
28歳になって漫画制作事業で独立しました。
これからは退屈な仕事でなく、好きな漫画を描くことで生きていけると息を巻いていたものですが、
いざやってみると、自分が全く興味のないジャンルの漫画を描くことがほとんどで、
それは時に、あれほど苦痛に感じていた退屈なアルバイトより苦痛でした。
書けば描くほど、精神がすり減っていきました。
当時は独立への意識が強く、ここが頑張りどきと思っていたので、雑多な感情は無視をして、日々我武者羅に過ごしていたのですが、忙しい日々に段落がついた頃、これまで無視していた苦痛が一氣に襲いかかってきたことを今でも覚えています。
その時分に初めて、描くことが辛かったことを認識しました。
〝漫画を描く〟という行為は、確かに好きなことなのですが、あくまでも大枠にすぎず、中身は多岐に渡ります。
野球に例えると、同じ野球が好きでも、ボールを打つのが好きか、投げるのが好きかが人それぞれ違うように、
同じ漫画を描くにしても、ファンタジーを描くのが好きなのか、リアルを描くのが好きなのか、といった具合に人それぞれ好みは別れていて、
好きなことの中で好きじゃないことをし続けるのは、特に好きでもないアルバイトを延々とし続けることより辛いのです。
そんな経験をしているから、今は自分の表現にこだわり続けることができているのかもしれません。
今は、描くことが楽しすぎるくらい楽しいです。
描けば描くほど体は疲れていきますが、心はどんどん元氣になっていく様を感じています。
こんな感覚は、独立時には一度も感じたことがありませんでした。
描きたいものを描けること、そして、その作品を受け入れてくださる方々がいることが、心から幸せです。
この人生、なんとしても成り立たせたいと思うので、
日々、制作と準備と広報に尽力しています。
記事を書いている間に日が跨いでしまいました。
こんにちは3月。いよいよだね。
ということで、3月22日まで、精一杯準備して参ります。
皆さんを信じて好きなことに尽力して参りますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
石井嘉一郎
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SNSで注目される道を選んだ主人公が、次第に自分を見失っていくお話を描いてます。
-なんのために生きるのかを問う物語-
『いいねなんかがあるせいで、』
==== 3月22日 公開 ====
制作クラウドファンディングも同日開始します!
あと22日
よろしくお願いします!
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-本当はどう生きたいのかを問う物語-
『スポットライトを浴びたくて……』
無料公開中▼
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