ボクが漫画家の夢を諦めなかったのは…。
どーも。漫画家のかいちです。
この記事はボクの描いた漫画「Decade(ディケイド)」についてのあとがきです。「Decade(ディケイド)」はボクの26歳当時、胸の内に秘めていた感情を全て込めた漫画です。
・才能がない自分
・努力できない自分
・自分に自信が持てない自分
・それでも夢を諦めきれない自分
弱い自分と向き合い、対話し〝自分〟というものをとことん、この作品に詰め込みました。ここまでするかというくらい、自分をさらけ出した作品です。
「Decade(ディケイド)」をまだお読みになっていない方は、一度お読みになってからこちらをご覧いただければと思います。
※無料でご覧になれます
ボクは6年間、漫画家を目指して出版社に漫画を持ち込み続け、一度も受賞できませんでした。
それでも、夢は諦めきれなかった。
こちらのあとがきでは、「Decade(ディケイド)」の制作秘話とともに、ボクの幼少期の育ち方、今までの人生観を織り交ぜ、ボク自身の弱い部分を10,000字以上にわたり赤裸々に語っています。
『Decade(ディケイド)』の制作秘話を、ボクの半生と共に振り返る、10,000字のあとがき。
『ボクが漫画家の夢を諦めなかったのは…。』
夢を諦めようか悩んでいる人にとっての、何かのきっかけになれば幸いです。それでは、ご覧ください。
1.できないのが当たり前の世界
「なんでおまえはできないんだい?」
母はよくボクにこういう言い方をしました。
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