2023遠征の記録~松井くんと蜻蛉切さまに会いに三島に行ってきた①
いろいろ書きたいことは溜まっているんですがちょっと順番前後していちばん最新の遠征記録を打ちたいと思います。じゃないともうなんかどんどん溜まっていってどうしようもなくなる気がするから!
いざ出陣!……のはずが
11月中旬に、蜻蛉切さま推しのお友達Kさんと三島へ行ってきました。人生初の三島!新幹線で通過することはあるけど降り立ったことはない三島!いろいろ準備していざ当日、あとは新幹線に乗って運ばれるだけ……と思いつつ駅のホームに立っていましたが、なんとそこで耳に入ってきたのは遅延のお知らせ。いきなり出鼻をくじかれるようなことになってしまいめちゃくちゃ凹む私。でも凹んでる場合じゃない。あとで合流予定だったKさんに連絡を取り、代わりのルートを探します。代替ルートは出るけど、これ新幹線が正規の時間で運転してる場合じゃん?今1本遅れてるのにこのルートの新幹線がちゃんと時間通りに出ることは可能なのか?もしこれも遅れるならこのルートはあてにならない……軽くパニックになりながら、とりあえず来た新幹線に飛び乗りました。
どうしよう、どうなるんだろう、私いつ三島に着けるのかな、ちゃんとKさんと合流できるのかな……予想外の事態でどんどんマイナスの方向に進んでいく私の思考を整えるかのように、新幹線の中で車掌さんが何度もアナウンスしてくれました。「何時何分発の☆☆に乗り換え予定のお客様は〇〇駅では乗り換えができません」「このまま◇◇までご乗車いただいてそこで▼▼へお乗り換えください」「□□駅から在来線にお乗り換え予定のお客様、今関係機関と連絡を取っております。分かり次第お伝えします」
その声を聞いていると、なんだか気持ちが徐々に落ち着いてきました。私が個人で調べるより、車掌さんの情報のほうが新しいし確実だ。とにかくアナウンスに従おう。そう決めて、とりあえずKさんとLINEで状況をやり取りしながらアナウンスに従って乗り換えをしました。新幹線が遅れたこともあってか駅はものすごい人で、身動きがとれないくらいでした。これ三島に着く前に私の足腰はしぬのでは?と思いました。何度目かの乗り換えで座れた時はほんとにほっとした……。
で、乗り換えた先の車内アナウンスに従うこと数回、無事にKさんと合流!遅延に巻き込まれた時は本当に心臓バクバクでどうしようと思ったけれど、結果的には予定通りの時間に三島に到着することができたのでした。日本の鉄道って、そしてそこに携わる人たちって、本当にすごいなぁ……と感じた出来事でした。
初日のメイン・佐野美術館へ
無事に三島に到着して駅からバスに乗車したのですが、乗車時にバスの運転手さんが「行き先は大丈夫かな?」て訪ねてくださって。「佐野美術館に行きたいんですが……」て言ったら「ああそれなら大丈夫です!」て言ってくださって。そのあとに乗ってきた人たちにも「行き先は大丈夫ですか?」て訪ねていて、いい運転手さんだな……とほっこりしました。
そしてバスに揺られてやってやってきたのは本日の、というかこの遠征のメイン、佐野美術館です。バスから降り、庭園を通って入館。
出発前はパネルとツーショットを撮ろう!と言っていたのですが、配置的にこれは真ん中に入るやつか……?と思うと恥ずかしくなっちゃって()結局自分は入りませんでした。いいのよ、この二振りが並んでいるのが美しいので。
展示は撮影禁止なので写真はありませんが、松井くん、すらっとしていてとても美しかった。静かな佇まいの中に強さがあって、思わず見惚れてしまいました。どことなく青みを感じたのは私が松井くん=青、みたいなイメージがあるからなのかもしれません。蜻蛉切さまもすごくきれいで、でも強さとたくましさもあって。あと、蜻蛉切さまは360度どこからでも見られるようになっていて、裏側を見ることができたのがすごく興味深かったです。
松井くんと蜻蛉切さま以外にもいろいろな展示があって、それらをじっくり見ることができたのもよかったです。特に刀装具のところがすごく個性豊かですてきだった。あれでグッズがあったら買っちゃうなぁと思いました。昔の職人さんたちの仕事って本当に繊細で緻密で、すごい。
展示を堪能した後はミュージアムショップでお買い物をし、三島てくてくマップという無料配布の手書きの地図をもらって、次の場所へ向かいました。
どこか懐かしい雰囲気漂う街、三島
次のお店は予約を入れていたのですが、予約時間までにそこそこ余裕があったので、明日行こうと思っていた場所へ前倒しで今日行くことに。街をてくてく歩きまわったのですが、なんていうか、初めて来たのにすごく懐かしい雰囲気の街でした、三島は。そこはかとないレトロ感があるというか……陽和と今がうまい具合に混ざりあっているというか……
観光地っぽいところと住民の皆さんの日常が混ざり合ってる感じとか、とにかくすごくバランスが絶妙なんですよ。歩いていてすごく楽しかったです。Kさんがお店の看板にテンション上がっていたのが楽しかったです。1泊2日では味わいきれない味がある。それが三島。そんな印象でした。この時点で絶対また三島に再訪しようと固く決意する私とKさんでした。
時間が溶ける「えほんやさん」へ
写真を撮りながら歩いているうちに目的地の「えほんやさん」へ到着。
絵本作家のえがしらみちこさんが手がけたお店で、中には絵本がいっぱい!仕事柄絵本に触れることが多いので、あっこれ誰かが貸し出し絵本で借りてたなとか、これはうちの園では見たことがないやつだなとか思いながらいろんな絵本を手に取って見せていただきました。時間を忘れてかなり長い間滞在してしまった気がします……せっかく来たのだから何か記念が欲しいなと思い、今のクラスの子たちに読んであげたい絵本を1冊と、可愛らしいえがしらさんのイラストが使われたグッズを購入しました。
歩き回った後は和ヌン茶で休憩
えほんやさんを出て、次は和カフェ 兎月園さんへ。ここでは
和風アフタヌーンティーを堪能しました……!
お粥かかやくご飯かを選べたのですが、お粥を選びました。もちろんヌン茶なのでお茶も選べます。私が選んだのはすごく香りがよくておいしいお茶だったんですけど……名前を忘れた……(バカ)メニュー撮影しとけばよかった……
お粥はお出汁がきいた優しい味で、すごくおいしかったです。あとはお菓子と小鉢……甘いものと塩っけのあるものの組み合わせが絶妙で、ぱくぱく食べちゃいました。
お腹いっぱいになったので、運動がてら歩いて駅へ。出発前に地図で見た時はけっこう距離があるのかなと思ったのですが、佐野美以降は普通に徒歩圏内でしたね。やはり実際に現地に行ってみないとわからないことが多々ある。
1日目終了、ホテルへ
歩き回って初日終了。ホテルがなんだか激込みで、なんとか滑り込みで予約が取れたとこに泊まったのですが、入ったところからなんだかきらびやかでほんとにこのホテルで合ってるかな?!ってちょっと不安になりました(普段そんなきらびやかなとこに泊まらないから)
夜はKさんとお互いの推しの動画を見せ合ったり推しについておしゃべりしたりしてすごく楽しかった!自分の推しも相手の推しも最高だな……と思いつつ、日中に三島市内を歩き回った私たちは消灯するとあっという間にそこそこ深い眠りについたのでした。
②につづく!