【骨格筋】深指屈筋の解剖学
深指屈筋の解剖学
この記事は深指屈筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は深指屈筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
深指屈筋は前腕の深層に位置し、指の屈曲に関与する筋肉です。手指の第二関節と第三関節の屈曲を行います。
この筋肉は長くて薄い形状をしており、前腕の内側から指先まで伸びています。
深指屈筋は4つの腱に分かれ、それぞれの腱が指の末端に付着します。
深指屈筋は人差し指から小指までの手指を曲げる動作に大きく関与していて指の屈曲は殆んど深指屈筋と浅指屈筋が関与しています。
起始
尺骨上部
前腕骨間膜
停止
各指の末節骨
支配神経
尺骨神経(第4指と第5指)
正中神経(第2指と第3指)
血液供給
尺骨動脈
機能
手指関節
第二関節の屈曲
第三関節の屈曲
メモ
深指屈筋は最大かつ最も強い前腕の筋肉です。
この筋肉の腱は手根管を通過し、手根管症候群に関連することがあります。
まとめ
今回は深指屈筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
https://visual-anatomy-data.net/muscle/detail_033.html
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)
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