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【中学受験・算数】食塩水の問題は、塩の重さに着目する
今回、取りあえげるのは算数の定番である食塩水の問題です。2つの食塩水を混ぜ合わせると濃度はどうなりますか? という単純な問題ではありません。2つの食塩水を混ぜると、何%と何%の食塩水ができるか。食塩水の問題は、水、塩、食塩水、濃度と考える要素が結構あります。まずは塩の重さに着目です。
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食塩水の濃度は、2番目の塩の重さを求める公式が使いこなせるようにしましょう。
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操作前…5%の食塩水320gと15%の食塩水180g。2つを合わせたので食塩水は合計500g。塩の重さは16+27=43gになります。
操作後…10%の食塩水150gなので、残った食塩水は500-150=350g。10%の食塩水150gに溶けている塩は15g。なので残った食塩水の塩は43-15=28g。あとは公式を使って濃度を求めます。