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藤井聡太二冠(王位・棋聖)の伝説をまとめてみた!

こんにちは。
かいです。

今回は藤井二冠の軌跡を辿り、藤井二冠の数々の記録・伝説を整理してわかりやすく紹介したいと思います。


〜藤井八段がプロ棋士になるまで〜

藤井聡太さんは2002年7月19日に愛知県瀬戸市に生まれました。

5歳の時に祖父母の家で初めて将棋を教えてもらい遊んだのが将棋を始めるきっかけだそうです!

藤井少年は持ち前の才能をこの当時から活かし、あっという間にルールを覚え、祖母はもちろん、祖父も歯が立たないほど強くなったそうです。

その後地元の将棋教室に通い始めたのですが、その時に所司和晴「駒落ち定跡」をまだ読み書きができない状態にもかかわらず符号を頼りに読み進め、1年後にはその内容を完全に理解し、記憶したそうです。



その後研修会を経て2012年9月に奨励会に入会(小学校4年生)


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※奨励会について

奨励会とは、将棋のプロ棋士を養成するための機関で、プロ棋士になるにはほぼ必ずこの道を通らないといけません。


奨励会は6級から始まり、奨励会三段まであります。

三段になると三段リーグというものがあり、半年に2人、1年で4人しかプロ棋士になれません。(上位2人ずつ)

あの藤井七段でさえ5敗を喫したので、如何に三段リーグが凄いのかおわかりいただけると思います。

奨励会の序列

奨励会6級⇨5級⇨4級⇨3級⇨2級⇨1級⇨初段⇨二段⇨三段


ちなみに奨励会6級のレベルは、一般的にアマチュア五段程度と言われており、普通の人と対局したらまぁ勝てません笑

三段になるとほぼプロなので、プロ棋士と対局しても勝つことがあります。

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藤井八段記録一覧

この章では、藤井七段の数々の記録を列挙したいと思います。

樹立した記録が多すぎて漏れているかもしれません。笑

漏れている箇所があったら教えてください笑


2015年度

史上最年少で奨励会三段に昇段


2016年度

最年少棋士記録を62年ぶりに更新(前記録保持者は加藤一二三九段)

初戦が記録に残っている公式戦の中で最多年齢差の対局(加藤九段との対局:62歳6ヶ月差)

公式戦勝利の史上最年少記録を更新した(14歳5か月)


2017年度

歴代最多連勝記録29連勝を樹立(プロデビューから無敗)

中学生棋士の中での通算50勝の史上最年少記録を更新(15歳4か月)

中学生でC級1組昇級(史上初)

第11回朝日杯将棋オープン戦で、佐藤天彦名人・羽生善治竜王・広瀬章人九段(A級棋士)を破り優勝(※その当時の肩書を記載しています)

朝日杯将棋オープン戦優勝により、
一般棋戦優勝・全棋士参加棋戦優勝・六段昇段の、3つの最年少記録を更新(15歳6か月)

中学生で六段昇段・一般棋戦優勝は、史上初


2018年度

竜王ランキング戦連続昇級により、七段昇段(最年少記録)

通算100局の最年少記録更新(16歳0ヶ月)

新人王戦優勝

永世称号獲得者・中学生棋士の中での通算100勝の最年少記録を、歴代最速・歴代最高勝率で更新した(16歳4か月)

第12回朝日杯将棋オープン戦2連覇によって、一般棋戦連覇の最年少記録を更新


2019年度

史上初の3年連続勝率8割以上を達成


2020年度

タイトル挑戦最年少記録更新

竜王戦ランキング戦3組決勝で師匠である杉本昌隆八段を破り、史上初の竜王戦ランキング戦4連続優勝

王位戦挑戦者決定戦で永瀬二冠を破り、王位戦挑戦者となる

棋聖戦で渡辺三冠に3勝1敗で勝利し、棋聖称号取得

それにより屋敷九段が持っていた最年少タイトル保持者の記録を30年ぶりに更新(17歳11ヶ月)

8月20日に王位戦にて木村王位に4連勝し、王位称号取得

王位取得により藤井二冠となり最年少複数冠保持者の記録を塗り替えた。(18歳1ヶ月)
ちなみに以前の記録は羽生九段の21歳11ヶ月

複数冠取得により最年少八段となる(18歳1ヶ月)
ちなみに以前の記録は加藤一二三九段の18歳3ヶ月
⇦NEW


詰将棋解答選手権

史上初の小学生による優勝を達成(2015年)

詰将棋解答選手権5連覇



藤井二冠の伝説

この章では藤井二冠の伝説を紹介したいと思います。


読み書きができない状態で「駒落ち定跡」を読破

これは「藤井八段がプロ棋士になるまで」の章で紹介しましたが、再度紹介します。

藤井七段は当時小学校に入学する前で、読み書きがまだ完全にできている状態ではありませんでした。

しかし棋譜を読みその内容を理解したそうです!!


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※棋譜(きふ)とは

棋譜とは囲碁・将棋・チェスなどのボードゲームにおいて、互いの対局者が行った手を順番に記入した記録のことです。

(Wikipediaより一部改変して抜粋)


具体例だと、
▲7六歩△3四歩…といったような感じです。
(先手は▲後手は△で表記)

マス目に住所があり、どの駒がどのように移動してきたのかわかります。

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詰将棋の偽サインの話

藤井七段のサインは基本的に詰将棋作品です。

(Yahoo画像検索から引用)
上記は本物のサインです。


しかしそのことを悪用して、藤井七段のサインに似せてオークションで販売した人がいました。

時季に偽物が出品されているとわかり始め、警察が動き始めました。

そして犯人を逮捕したそうですが、その際に本当に偽物か確認するために警察官が藤井七段に突撃したそうです。

そしたら藤井七段が

「これ香車が足りなく詰まないので、私が書いたものではありません」

と一瞬で偽物サインの詰将棋を解いてしまったそうです。笑


さすが詰将棋解答選手権5連覇の実力です笑


実際の写真を下記に添付します。

(左が偽物のサイン色紙、右が本物のサイン色紙)


手数が長い詰将棋を一瞬で解く藤井七段の凄さを垣間見れる瞬間でした。

藤井七段の凄さを証明してくれたので、逆に犯人に感謝しないといけないかもです笑



まとめ

いかがでしたでしょうか?

藤井棋聖の凄さを実感していただけましたでしょうか。

藤井棋聖は今後もとてつもない記録を樹立し続けると思うので、その時はまた追記したいと思います。


おそらく直近だと棋聖戦もあるので、最年少タイトル獲得記録が濃厚ですが…笑

でも相手が渡辺三冠なので油断はできないです。


まぁ何はともあれ今は棋聖戦を楽しみましょう!


【追記】

王位戦も挑戦者となりました!😆

まさかのタイトル戦ダブルヘッダー(笑)

仮に竜王戦も挑戦者となれば、トリプルヘッダー?!

ケタ違いすぎて、マンガよりマンガです笑

もしタイトルを複数所持することになれば、最年少複数タイトル保持者記録も作り、仮に三冠にもなったら最年少九段の誕生です!!(2020年7月8日時点)

↑竜王戦は決勝トーナメントにて、丸山九段に敗退したので2020年の竜王戦挑戦者となることは不可能となりました。


正直藤井八段の今までの記録更新は、想像を絶するものでしたので、今後もおそらく想像を超えてくるだろうと思ってます笑


一将棋ファンとして楽しみにしてます



【追記2】

藤井七段が7月16日に行われた棋聖戦第4局で渡辺明三冠に勝ち棋聖の称号を得ました。

それに伴い「藤井聡太棋聖」にリライトしました!

伝説を作り続けているので、今後もリライトが必要ですね笑😊


【追記3】

藤井二冠&最年少八段になったので、藤井二冠に関する記事は全てリライトしました!

破竹の勢いで記録を樹立しまくっているので、もし訂正箇所がございましたら、コメント欄にてご連絡ください笑


【広告】

藤井七段監修

「棋士,藤井聡太の将棋トレーニング-Switch」


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