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うつ病カウンセリングと薬物治療の効果①

私は今まで4人のセラピストからカウンセリングを受けたことがあります。

セラピストは相性があると言われていますが、私も4人からカウンセリングを受けた経験からそれを実感しています。

一番長くカウンセリングを担当してくれたセラピストはDVシェルエターに逃げた後に出会い、シェルターを出てからも数ヶ月お願いしていました。

彼女はセラピストの学位を持っていて、州のライセンスを持っていて、彼女のカウンセリングは私の受けている州のベネフィットに含まれていました。

このセラピストが私をアメリカで生きていけるように道を見せてくれ、励まし、私の意思を引き出し尊重してくれました。


カウンセラーというより、同志のような気がしています。

彼女のおかげで今の私があると言っても過言ではありません。

最初はペーパーワークが続き、心理テストのようなものを受け、精神科医のアポイントをとってという、ちゃんとしたプロセスが準備されていました。

誰かと話すことが怖くて、特に自分に起こった出来事を人に話すときは頭の中で思い出しただけで涙が止まりませんでした。
彼女はそれを無理やり聞き出そうとはしませんでした。

私は正直にセラピストに言いました。

"それを思い出し話したところでたったの1年ちょっとで癒されることはないと思うし、それを話すことによってフラッシュバックになり息苦しくなり、体力を消耗してしまう。
私の心は癒えないかもしれないし、癒えるかもしれないけれど、1年以内に癒えるとは思えない。
それならばそんな不確かなことよりも今私にとって一番大事なことはシェルターを出て子供を養えるだけの収入を得て自分で家を借りることに注力するほうが優先です。

それができたら今の恐怖や不安の半分以上は癒されるでしょう。
だって私がDV夫から逃げられない一番の理由がこれだったからです。"


現実は甘くないのです。
シェルターを出た後、私には行くあてなどどこにもないのです。
しかも世間はコロナでした。

まずは精神科医との面談をすることになりました。

すでにその時はコロナが始まっていたため、精神科医とセラピストと私の3人で電話面談をしました。

精神科医は
”あなたの状態は今すぐ精神科に入院すべき、子育てなどできる状態ではない。”

この診断結果を聞いた時、私と私のセラピストは大笑いしたのです。
精神科医は意味が分からず、
”なぜ笑ってるの?笑うところじゃないでしょう!”
とびっくりしていましたが
私たちが爆笑したのは、、
もう絶望すぎて笑うしかなかった。”

言葉も出ない。
そんな感じでした。

私のセラピストは、まるで私のように私のことをよく理解していました。
彼女は私の思考や言動が読めるようでした。

もしも、精神科医の言うとおり私が精神科に入院したら、
子供は誰が育てるの?”

…….





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カイ
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