クロスチャネルマーケティングの重要性
僕も皆さんも、何かを販売して生きています。
僕は「生き方」を販売していますし
あんぱんさんはラーメンを販売してますし
田中優太は技術を販売してる。
基本的には、何かを高く売ったり、たくさん売ったりする際には宣伝(広告)が必要です。
物やサービスに溢れまくった時代において
大切なのは「届ける力」マーケティング力なんですね。どれだけ素晴らしい商品も届かなければ意味がない。
電球を発明したのは誰ですか?
の問いに「エジソン」と即答する人が多いですが
実際に電球を発明したのは「ジョゼフ・スワン」
「エジソン」は何をしたかというと電球を発明したのではなく発信したのだ。
しかし「エジソン」の方が世間では有名である。その例からも伝える力の方が価値あることが分かる。
要は良いものも見つけてもらわないと始まらないんですね。
僕が広告において意識していることは「一つのチャネルだけでアプローチしないこと」です。
例えば、僕が「出世したい新人営業マン」なら、まずは会社内の業績で圧結果を出します。
業績は上司が直接数字で確認するので「おお、春木開という新人が頑張ってるな」となります。
次に僕は、抑えておきたい(気に入られたい)上司がよく通っているお店に通い、そこでも「後輩の春木として」綺麗なお客さんになります。
店員さんが「春木の良さ」を、僕のいないタイミングで上司に伝えた時に「おお、春木やるなぁ!」となり、上司の頭の片隅に入ることができます。
そうなると上司は、新人の誰かに大きなプロジェクトを任せる機会がやってきた時に「春木とかが、いいんじゃないかな?」という可能性は上がります。
この場合、会社とよく通うお店の「二つのチャネル」を設けたから上司の頭の中に「春木開」がいたわけで、業績のアピールだけでは新人の中で圧倒的なブッチギリ結果を出さない以上は最初はドングリの背比べで、その中から僕のことを思いついてもらうのはなかなか大変です。
これに似たような経験は皆さんもされていると思います。
春木開が「任意同行願えますか?」出演しますでカイサロンのを番宣していても「あぁ、こんなオンラインサロンがあるんだぁ」程度で聞き流して流してしまいますが、その後に友達がインスタで、カイサロンを絶賛していたら「おお!カイサロン為になるのか!ちょっと見てみよう」となる確率は上がるでしょう。
これも「二つ以上のチャネルがあったから」心が動いたわけで僕が出版に合わせて、多くの看板をジャックした理由は、そういうところにあります。
TV番組で「職業、春木開」を観た後に、フラッと道頓堀を歩いてたら巨大看板で春木開を見かけた時に、大阪難波駅の地下鉄御堂筋線に乗った時に春木開が駅をジャックしてたのを見た時「あれこの本、話題なのか?」となるわけです。
岡山での出版記念講演の際に関しては
・地元のTV番組
・地元のnews番組
・地元のTVCM
・岡山駅前サイネージジャック
などとありとあらゆるチャネルを設けました。
SNSだけで予告CMを何回も観ても、なかなか心は動かせず
「別のチャネルから同じ情報が飛び込んできた時に」心が動きやすくなるわけです。
そういう意味でも複数のチャネルで発信するのって、結構大事でありSNSにおいても
インスタを頑張るだけでなく
インスタを頑張るためにtiktokやTwitterやYouTubeを頑張って
「あれ!このインスタのアカウントtiktokでもみたことある!Twitterで見たことある!」みたいな視野に入る確率を上げていくマーケティングは大切であるのだ。