ポジショニングの取り方
ポジショニングって何だと思いますか?
例えばサッカー。
すごいシュートを打つ人、すごいパスを出す人がいます。
その選手は凄い大事です。
でも1番簡単にゴールを決めようと思ったらゴール前にいる事です。
ノーマークでゴール前にいたら蹴るだけでゴールを決めれる。
サッカーでゴールを決めている選手はシュートやパスが上手いだけではなく、ポジショニングの取り方が上手い選手なのです。
これがポジショニング理論です。
これはビジネスにも応用できます。
例えば、100円の水があります。
この水を売り場を変えるだけで1000円で売る事ができるようになります。
どこだと思いますか??
例えば富士山の頂上にあり、水を持っていなければ1000円で買う人がいると思います。
同じ物でも場所を変えることによって高く売る事ができます。
他の例で合コンの場合
この中でAパンさんがモテるにはどうすればいいでしょうか??
お金や見た目で勝負したら勝率が低いです。
その場合は面白いキャラ、可愛いキャラで勝負にいく。
他の人とは違うポジショニングを取り勝負するのが大事です。
ビジネス例を出します。
コーンフレークが日本に上陸した時に中々売れませんでした。
なぜ売れるようになったかというと、それは売り場を変えたからです。
今までお菓子売り場に置いていたのをパンと同じ売り場にすることによって朝ごはんとしての認識を持たす事ができたのです。
世界一の飲料メーカーのコカコーラを脅かした企業があります。
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元々は日本メーカーが独占していたエナジードリンク市場ですが、海外から黒船のように現れたレッドブルに市場で負けてしまいます。
レッドブルが取った戦略を説明していきます。
レッドブルはマーケティングに拘りました。
レッドブルはマーケティング、プロモーションに全力を注ぎました。
レッドブルの宣伝をしているのを見たことがある人も多いと思います。
さらにレッドブルは販売の仕方でも差別化をしました。
お洒落なエナジードリンクとしての「ポジショニング」を確立させる為に
スーパーでは売らずコンビニに絞って販売をしました。
コンビニに絞って売ることで値引きによる価格競争を避けました。
それによってレッドブルのブランド力を保っています。
この戦略は「花王」の「ヘルシア」も行っている戦略です。
また、医薬部外品(栄養ドリンク)の市場で販売すると競合他社が多いため、レッドブルは正面衝突を避けるため敢えて炭酸飲料の売り場で販売するようにしたのです。
レッドブルが行った戦略は他にもあります。
レッドブル創業者である「ディートリッヒ・マテシッツ」以下のことを述べています。
私達はマーケティングのプロです。
これまで日の目を見ることのなかったブランドを、
眠りから冷ましてやりたい
まさに「翼を授ける」です。
レッドブルのように戦略的にマーケティングをするのが大事です。
正面から勝負するのではなく、視点を変え、それぞれに合った戦い方をすることで勝てないと思っていた相手にも勝つことができます。
商品をアップデートする事も大事ですが、それよりも一度振り返り自分の戦う場所を考えていく事がこれからの時代大事になって来ると思います。