百聞は一見に如かずというが 百見は一回に如かず
何事も不完全な状態でアウトプットするのは恥ずかしいというご意見も多いと思うが、市場にアウトプットしていかないとフィードバック(改善)は生まれない。
自分が毎日配信してるインスタライブも始めた時は上手く喋れなかったが、
今ではどんな質問がきてもある程度は回答できるようになった。
たまにハマる答えがいまいち浮かばない場合はメモをして後で自分なりに考えてフィードバックをしたりしている。
机の上ではアウトプットやフィードバックをしても何も生まれない為、
市場に出すことが大切。
多くの企業が机の上で事業やコンテンツを作ろうとしているが、
そこで出てくるような回答は正解ではない。
例えば、先日行ったインスタライブでのSNSマーケティングオンライン講演 第一回インスタマーケティング術は本当にひどい結果だった。
リハーサルでは問題なくできていたが、閲覧数が800人を越えたあたりからインターネット環境に不具合が生じ、その為、画面が固まってしまったり画像が見えにくくなったりしてしまった。
このようにリハーサルや机上では現れなかった問題が市場に出すことによって表に出るようになり、改善点が生じた。
この結果は、自己評価するならば100満点中の2点ぐらいであり、大勢の前で悔しい思いをした瞬間だった。
2回目のSNSマーケティング術オンライン講演では(IGTVより視聴可能)
前回の反省点を活かし、最高速のインターネット環境を導入しプレゼン用のパワーポイントや動画制作を行い改善に努めた。
その結果、スムーズに講演を行うことができ、視聴者からの評価も及第点を超え前回よりも高い結果を収めることができた。
このような結果を出す事ができたのは、市場に一度出すことによって見つかった改善点があったからこそだ。
YouTubeでもそう
・YouTube動画を市場に出してみてアナリティスクを分析して視聴者の動画維持率を見てみてもっとどうしたら維持できるかを考えることができる。
・視聴者からのコメントをみて初めて「あぁ視聴者はこんな動画を求めてるんだ」「それならこんな企画をしよう」「こんな編集をしよう」「このくらいの尺にしようなど改善できる」
これも市場に出して初めてわかることだ。
大切なのはとにかく市場に出すこと。
市場に出したら何かしらわかる。
野球で例えてもいくら素振りをするのといざ打席に立ってバットを振るのでは違う。
見逃し三振で学べることはなく空振り三振して初めて改善に繋がる。
人の成長ほど目に見えにくいものはない。
データなら、数字で表される為良いがそれでは表されない成長過程もある。
例えば、コミニュニケーション能力やプレゼン能力だ。
それらは後々フォロワー数、視聴者数、成約数などの数字になって帰ってくるパターンもあるが、臨界点を超えるまで人の成長は数字化できないことが多い。
そんな時、変化を感じられないと、やる気が起きないという問題が出てきて、たいていの人はそこで辞めてしまう。
でも自分は過去を振り返りどんなに、自分の成長が曖昧だと思う対象事項であっても、やり続ければ成長は確かにあると確信できている。
何事もやり続けると、できるようになり、できるようになると楽しくなる。
うまくできなきゃ楽しくない、楽しくなきゃ飽きて辞める。
それは飽きるのではなくただの「逃げ」
スポーツでも仕事でも結果を出した人ならわかることである。
圧倒的努力を続けていけば成長曲線は不思議と一気に上昇する。
「ある日突然売れる」
「ある日突然理解できる」
「ある日突然できるようになる」
頑張っても頑張っても変化しない時は潜在期間。
夜明け前が一番暗いように、結果が出る直前が一番つらい。
しんどさを乗り越えたところに、本当の達成感がある。
最も辛い時を強気で乗り越えればその先は明るい。
イチローの言葉で好きな言葉がある『いつの日からか、こんな自分になっているんだ』という状態になって。だから少しずつの積み重ねでしか自分を超えていけないと思うんですよね」
コツコツ継続していかないことは何にもなっていかない。
突き抜けるまでやらないならやってないのと同じ。
続けることは「必要条件」
そして、なるべく繰り返す中で、ちょっとずつ改善していくこと、よく考えながら、正しい方向に努力しているか、チェックをすることも大切。
「あれ俺がやってること全然違うのかな?」
と思ったとしても、それでもゴールテープまで走り切る癖をつけておかないと・・
『なんとかする力』みたいなのが身に付かない。
「ああ、俺向いてない」と思った瞬間に、パッと手放してしまうと、
その『粘り』みたいな、『なんとかする力』っていうのが身につかない。
こんな俺でも時として自分でさえやっぱり気持ちが乗らない時もある。
でも、気持ちが乗らない時でもやると決めたことはやり続けないといけないんだよね。
例えば、身内に不幸があったとしてもやると決めたことはやってきた。
もし良いアイディアが出なかったとしても締め切りはある。
その時に、最後に自分を助けてくれるのは『なんとかする力』。
「そこっていうのはやっぱり走りきらないと、その体力っていうのはつかないんだよね」
だから、諦めたくなるような時もあるけどそれでもやることだ。
走り切ってようやく身に付く力だと思う。
成功において一番難しいのは続けること。
1番の敵は油断と慢心。
結局のところラスボスは「自分自身」
1日20時間素振りしても明日からヒットが打てるようになる訳ではない。
毎日1時間継続して素振りすることが大切。
コツコツすることがコツ。
そしてやってみる事が大事。
「百聞は一見にしかず」と世間では言うが
「百見は一回にしかず」
一回やってみることの大切さが差を生む。
僅差は時を重ね大差になる。