ラクロスに関わるすごい人達
ラクロスをしている中で気づくことですが、
ラクロスはプレイヤーだけで成りたたない。
そして
プレイヤーではない人達もすごい人達である
今回はそんなプレイヤーではない人達の役割やすごさを改めて考えてみます。
マネージャー
学生の頃は練習の時にマネージャーさんがいて当たり前というチームが多かったと思うが、社会人チームになると当たり前ということではない。
実際にマネージャーさん無しでメニューをやってみるとわかるのだが、プレイヤーのみだと時間管理とても大変である。
気づいたら片サイドで時間使い切っていることもある。
スクイズの水が切れてることもある。
ビデオは工夫したら撮れるけど、なかなか難しい。
練習のポイント管理も時間がかかる。
などなど、プレイヤーだけだと円滑な練習はかなり難しい。
マネージャーさんの役割はとても大事だし、きちんと出来ているマネージャーさんはすごいと痛感させられる。
社会人だとそこに総務や会計の仕事をしてくれている人もいたり、最近だと、学生でトレーナーやアナライジングを兼務する人といるようだし、審判資格を取って公式戦の審判をする人も増えてきていると思う。
また、FOGOJAPAN ACADEMYのインスタグラムにて、田村統馬さんと様々なチームのマネージャーさんとの対談動画を見ているが、各大学の組織づくりやマネージャーチームの目標などすごく高度だなと思う。
マネージャーさん達はラクロスを日々支えるすごい人達であり、プレイヤー同様、進化している人達である。
トレーナー
学生も社会人も怪我がつきものである。
また、プレイヤーのみではトレーニングの内容や効率をどう上げていくかわからない部分もある。
そういった時にトレーナーさんの役割はかなり大きい。
学生時代だとトレーナーさんに相談出来たが、今所属しているTLCにはトレーナーさんはいないので、正直、怪我したらどうしようという思いが強い。幸い私は社会人になって大きな怪我は無いが、たまに膝やももが悪くなるととても不安になる。
そのような時にトレーナーさんがいて相談にのってくれたり、怪我の予防やリハビリなどしてもらえたりトレーニングの指導をしてくれるのは、プレイヤーとしてはとてもありがたい。
社会人で大きな怪我をするとワンシーズンを棒に振るだけでなく、仕事に影響することもあり、モチベーションを大きく落してしまう人もいるだろう。30歳を超えて大きな怪我をして引退した選手も知っている。
そう考えると、トレーナーさんはより長く楽しくラクロスをする為に大事な要素を担っていると思う。
カメラマン
最近はSNSでの発信がマストとなってきている中で、写真や映像を取ってくれる人というのはかなり重要である。
なかなかプレイヤーのみでは手が回らないし、撮影は誰がやっても同じではなく撮影する人によってだいぶ変わってくると思う。
数年前に友人にカメラを貸してもらったことがあるが、カメラというものは想像以上に奥が深く、撮影することは想像以上に難しい。
2年前から大熊くんというカメラマンさんがTLCの練習や試合を撮影してくれているのだが、とても感謝している。
彼のおかげでTLCの知名度は上がったと思っている。
実際に、PVを作ってもらえてラクロスプラスに取り上げられたこともあった。彼は社会人・学生問わず撮影をしているので、是非彼のアカウントも見てほしい。
ラクロス自体や各チームの魅力を伝える上で、カメラマンさんの存在はかなり重要だと思う。
審判
審判というものは本当に大変である。
実は学生時代、公式戦を何試合か吹いたことがある。
ルールブックは隅々まで覚えないといけないし、それを元にそれぞれの事案に対処する。
日によっては面識の無い審判と短い時間でファールの感覚を合わせないといけないし、プレイヤーと違って交代がほぼ無く、休めない。気が抜けない。ミスれない。
個人的な思いだが、選手間でフェアプレーを叫ぶ人は多いが、審判に対してもフェアでいてほしい。根拠を元に判断しているのだから、ただ怒るのではなく説明を求めた方がいいと思う。
審判が試合中に目立つことは、ジャッジが大きく試合に影響したということであまりよろしくないと教えられたことがある。
試合を必死に戦う対戦チームを支える、目立たずとも必死に試合を作るもう一つのチーム。
それが審判だと思う。
彼ら・彼女らも選手同様にラクロスにひたむきに取り組む人達だと思う。
そして、読んでいるあなた
本当はまだラクロスに関わる人達はいるのですが今回はここまで。
最後に、ここまで読んだあなたは現在進行系でラクロスに関わる人でしょうか。
それとも昔ラクロスをやっていた・関わっていた人だけど、今そうじゃない人でしょうか。
もしかしたらラクロスに関係がない人でしょうか。
そんな“じゃない”あなたも実はすごい人達の一員かもしれません。
ラクロスはプレイヤーとそれを支える人達によって成り立っています。
しかし、それを見てくれたり、応援してくれている人達のおかげでもあります。
恐らく学生や社会人チームのSNSや昨年あった試合中継など、反響があることで励みになったり、応援されているなと感じていると思います。
その励みや応援されているなという思いがラクロスを頑張る一助となっているのも確かと思います。
コロナ禍によって直接試合を見に行けない状況はまだ続くかもしれない中で、応援している・されている感覚はなかなか伝わりづらいものですが、少しでもラクロスを気にかけていてくれたらとても嬉しいです。
そういった応援してくれる人達もラクロスを盛り上げる大事な役割を担っているすごい人達と私は思います。
そろそろ4月になります。
学生を卒業してラクロスから離れる人、社会人でもラクロスを続けない人もいると思います。
プレイヤーや支える人達でなくなっても、ラクロスのことは少しでも覚えていてほしいです。そして、たまに母校や同期がいるチームを応援してくれたら嬉しいなと思います。