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暴言・迷惑行為を繰り返す利用者との向き合い方 ~穏やかなGH運営のための3つのステップ~
こんにちは。こんばんは。kai2003です。
僕があの時に知っておけばよかったかもと思う事をシェアしたいと思います。
そして今見返した僕が初心に戻れるように感じるままに書いています。
今日は障がい者GHでの利用者に対する向き合い方についての出来事を書かせてください。
最後にはあなたにとって「そうかもね。」とほっこりした内容になってると思います。
良かったら立ち寄っていただいて皆さんの明日の糧になって欲しいと思います。では。
障がい者GHで利用者さんとの対応に困って「もう無理だ!」
と思った原因とは?!
障がい者GHを立ち上げて順調に稼働し始めたはいいが、いろんな障害特性に対応できなくてすごく自信がなくなってプライベートで妻に当たってばかりいました。
でもある方法を試したことで自信がつき今では小さいながらも安定して運営できるようになりました。今回は穏やかなGH運営を目指すための3つのステップをご紹介します。
こういった問題がありました。世話人に暴言を吐く、悪口を吐く、解決できない他の事業所や家族の問題を解決してほしいとわめく、大声で泣いたり叫んだりするので他の利用者が不穏になるなどなど迷惑行為と言ってもいいような態度を示す。
なぜ、こういった問題が起こるのか考えてみましょう。
① フラッシュバック・・・なにがしかのきっかけで思い出して小さな不安が呑み込めなくなってさらに不穏状態に発展する。
② 思い込み・・・小さい頃の思い出などこだわりが継続できないと不穏状態になる。
③ 処方薬があっていない・・・月一回ペースで受診していると細かな普段の様子や不穏状態を主治医がくみ取れない。
④ 世話人など職員の対応が不適当・・・週一回ペースの職員を狙って当事者の思い通りの反応を楽しんだり自らの思った対応になるようにコントロールしようとするのを職員が分らずに職員が当事者の思いと違った反応をする。
大体こんなところでしょうか。
こういったことが原因で不穏状態になります。
では明日から試してみようと思えるステップをご紹介します。
ステップ1:諦める勇気を持つ。 なぜ「諦める」が解決策になるのか?
ちょっと勘違いしてほしくないので丁寧に言います。
管理者のあなたにですが、引き留めようとしない。
「辞めさせるな。」とか「なぜ当事者の言う通りにしないんだ。」と上司に何を言われても構わない。と心から思う事です。
これは「ぬいぐるみを噛んだ犬」を思い出してください。
引きはがそうと思ってぬいぐるみを引っ張るとより噛みしめてやがてぬいぐるみは引きちぎれます。
それと一緒で口頭だけで落ち着かせることが基本なのであれやこれや言っても結果変わりません。
逆に④の当事者には燃料を与えるようになります。
最初に「これ以上の支援はここでは出来ない。どうしても迷惑をかけたいならここではないのでは?」と問いかけてみるをするという事です。
というわけで覚悟してください。心の保ち方は「今じゃなくてもいずれはいなくなる。」と思う事です。
ステップ2:主治医と連携を深める ~ 薬の力と専門家の意見を借りる~
主治医の診察を予約して一緒に話を聞いてもらうです。
これは精神や知的あるいは両方所持されている方問わず、向精神薬を処方されている方は必ず一緒に行って現状を正確に伝えて当事者にも訴えを話してもらい、しっかりと処方薬を出してもらうです。
もし処方薬に対応する処方がなされないなら主治医を変更してもらいましょう。
やはり具体的にすぐ解決できる方法があるなら問題はすぐに解決できますがなければ処方を変えてもらうしか方法がないと思ってください。
あれこれ悩んでも結果はほぼ一緒です。当事者は根本変わりませんし支援者の思う通りにはなりません。変わるのはあなたです。
ステップ3:周囲と協力し、一貫した対応を ~チームワークの重要性~
職員、社内全員、関係機関出来るなら家族さまなど関係機関全員で当事者さんに同じこと、同じ対応をとるです。
例えば「今は季節の変わり目の影響で疲れやすくなっている。気付いていないと思うがみんなしんどくなっている。休むのもお薬だよ。」「しっかりと寝れていないのでは?寝るのもお薬だよ。」とみんなが当事者に言うです。
でもそのためには関係機関としっかりと関係性を作っていかないと出来ませんし、浮ついた事業所は勝手な行動をとります。
その場合はその関係機関に任せましょう。
「そちらで不穏状態を収めてもらえないと困ります。」と言ってみましょう。
自身の事業所の問題は自身で解決するが基本です。他事業所が問題の核心ならそちらが解決するのが基本です。
「辞めたい…」を「頑張ろう!」に変える! ~障がい者グループホーム運営のヒント~
これを見てくれている方は管理者さん、もしかして経営者の方もみているかもしれません。
僕もそうですが焦って早く空室を埋めないとと思ってもすぐには変わりません。でも職員さんはすぐですよ。
「辞める」と言ったら本当にすぐです。
僕は他の利用者さんの事も含めると当事者さんも大事ですがしっかりと支援してくれている職員さんは本当に大事です。
分っておられると思いますがあえて言います。
目先を考えても引き留める方がいずれしんどさが増していきますよ。
しっかりとした障がい者GHを運営、経営しようと頑張っているあなたならいずれ空室は埋まるはずです。
見ている方は見てくれていますよ。
コンサルタントのいう通りにしてうまくいかなくて困るのはあなたです。
利用者さんに責任を取るのもあなたです。
ただ単に儲かるからとか、お上がバックアップしてくれて必ず支払ってくれるからとかだけでなく、素晴らしい仕事をしたいとか利用者さんへの責任をしっかり感じて役に立ちたいと少しでも思っているなら絶対にうまくいくはずです。
そんな皆さんを僕はしっかりと応援していますよ!
もうすぐです、思った通りになるにはもうすぐなので頑張りましょう!!
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