見出し画像

ドーハ生まれ日韓育ちドーハ行き(序章)

宇野禅斗をきっかけにしたモーリスレヴェロトーナメント参加をきっかけに、「代表追っかけるのも楽しいな」と思い始めたわたし。当然目に入るのは、間近に迫ったW杯。
何を隠そうドーハ世代(1993年生まれ)で、日韓ワールドカップ(2002年)でサッカーにのめり込んだ自分にとって、「じゃあ行くか」となるのは割と自然な成り行きでした。

が、そもそも思いたつのが遅いのも自分の性分。「行くか」と思った頃、すでにチケットの最終販売は終了(10月上旬)。まだコロナに関わる対策もいくつか生きていた時期で、それなりに面倒な準備を覚悟していました。てか毎回そうだけど、仕事休めるのか自分。

まあどうなるか分からないけど、とりあえず準備してみっか!(そして地獄の釜が開く)

①航空券を取ろう

さあまずは航空券。直行便なんてリッチな手段は取れないので大体東南アジアで乗り換えです。最安値はコロンボ乗り換えで18万でしたが、乗り換え時間50分という鬼畜ゲーだったのでパス。

結局行きはクアラルンプール経由(トランジット10時間30分)、帰りはマニラ経由(トランジット9時間30分)で22万。通常の感覚からすればとんでもなく高い&人生で一番行きたくないマニラ経由なのですが、ずっと予約サイトと睨めっこしていると、通常の感覚なんてあっという間にバグってきます。ちかたないね。

ちなみに日程はコスタリカ戦に照準を合わせ、27日(日)に入って試合観戦、同日夜に帰国の途に着くマッチデービジット形式。最初はね。

②チケットを取ろう

こちらは割とあっさりでした。ヨーロッパではお馴染みのリセールフォームで購入。しかしカテゴリー2は25,000円、カテゴリー3でも10,000円。FIFAのバカ。

③Hayya Cardを取ろう

Hayya Cardとは、大会中だけ有効な臨時ビザのようなもの。これを持っていると交通機関が無料になります。申請に時間がかかると言われていたものの、自分の場合は1週間強で取得できました。最初はね。

④その他

一応陰性証明書やPCR検査の準備はしていたものの、直前になって必要なしとの発表あり。とはいえ、万一に備えて陰性証明書だけ発行しました。

そんなこんなで、W杯の準備はまあ順調に終了。0泊4日という強行スケジュールではあるものの、ポイントとなるであろうコスタリカ戦に参戦できるからいいか!と思っていました。最初はね。

出発まであと1週間に迫った18日(金)。仕事帰りにボーッと旅程表を見ていると、ふと「帰りの飛行機、スペイン戦くらいまで変更したらいくらするんだろう」という興味が湧いてきました。調べてみると、およそ3万円くらい。

「3万円か・・・そういえば一緒に行くみんなも部屋空いてるらしいし・・・思ったより高くないんじゃね??」

そして疲れからか、12月4日(日)の航空券をうっかりポチーしてしまったのです。なんでやったのかは分かりません。後悔?してないと言ったら嘘になります。

チケットなし、宿未定、休みは取れてない、何よりHayya Cardが実質リセット。出発まであと1週間、地獄の釜が開きました。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?