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LIFE SHIFT2 を読む(2)

前回、『LIFE SHIFT2』の感想を書いたのですが、読書会欠席分だけだったので、今回は、他の章についてFBに投稿したものをプレビューしようと思います。

第1章・第2章

今日は、第1章と第2章でした。

1と2はグループでの話し合い、3は終わった後のまとめです。

1 「印象に残ったところ」

・誰もが社会的開拓者として、新しい社会を切り開く覚悟が必要である。「新しい人生のあり方」「老いのあり方」個々の主観を問われる。

・社会規範と慣習と制度を変えるとあるが、現実はなかなか変わらない。

・機械が人間に代替されないところ。模擬面接。専門知識のなさを嘆いていることが多い。もっと、内面に持っているポータブルスキル(人とのかかわり、仕事の仕方など)が今後重要になってくるのか。

・テクノロジーはすごく進んでいるのに、職場は…。

・自分は大丈夫だと思っている。

 というところから、なかなかテクノロジーの進化を受け入れられてないよね、という若干愚痴めいた話から、

・それでも、できるところからやっていくしかないよね。

 という結論になりました。

2 「伝えたいこと」

・(教員の方から)子どもは順応性が高いので、大人がどのようにかかわるか、転換するための切れ目を見せるかが重要。

・子どもの時代の出会いは大切。

 というところから、子どもへのかかわり方について、話題が出ました。

例えば、「zoomでいつも何をしているか」という話を、興味はなさそうだけどする、とか、それこそ「この本読むんだよ」というと、「お母さんは好きそうだよね。自分は読まないけど」といわれたとか…とはいえ、いつか将来役に立つかもしれないよねということに。

また、これからどの職業が正解かわからないので、アドバイスは、生き方、やり方を示すしかないという話も出ました。

3 具体的な行動

・関係性の中で、「出会い」というのはとても重要なので、多くの「出会い」があるように、自分もいろいろやっていくし、相手にも示していきたい。

→今はわからなくても、将来わかるようなことがあるかもしれない。

・デジタル化の危機感は煽られているが、それはネガティブなものとは思わず、前向きに取り組みたくなるような書き方であると思った。

→私自身は、デジタル化に限らず、新しい動きを怖がらず、知ろうと思う。

・物語、探索、関係、どれも気になるキーワードなので、紐解いていくのが楽しみ。

第3章

今日は、第3章:物語 自分の人生のストーリーを紡ぐ でした。

1と2はグループでの話し合い、3は終わった後のまとめです。

1 どう思ったか

・キャリアの選択をみんなすることができるのか。

・余暇は自分のイメージするゆったりとしたものではなく、勤労の一部なのだろう。余暇が勤労になるとしたら、勤労はどのようなものなのか。実際は今の勤労をしながら資格とったりは厳しい。

・ジョブとタスク 市役所の中でも20年前と変わっている。

 というような感想がありましたが、主に、もやもやしていることが多く上げられました。

例えば、

・幸福度の測り方は何をもってやるのか

・豊かな老後のための本のようだが、それだけが人生の目的なんだろうか

・幸福度、人生の満足度はどの時点のものを焦点に充てるか?その時幸福と思うか、過去を振り返ってのことか?

・全体的に楽観的すぎないか

 …結局結論はでないまま、もやもやは持ち越されていますが、この本を読みすすめるに従い、何か解は見つかるのでしょうか…。

2 もっと深めたいこと

・今まで、50代以降のキャリア研修がなかったが、50代以降の人が増え始めたので、ウェルビーイングの観点での研修を始めた。そこでは、単なるキャリアではなく、「よい人生」を送るには、という問いなので、自分にとっての「よい人生」は人によって違う。心地よいバランスを見つける。自分の価値観を理解していないといけない。プラス健康。

・自分のことが分かっていることは必要?

・自分にとって何が幸福か。人間関係や、地域とのつながりなど…人によって違いがある。

・ライフプラン研修というと、介護、年金などのノウハウ系が多い。

・40代からのキャリア研修は企業でも20%くらいで20代が多い。40代からの20年とか、生き方みたいなのは考えるのは必要ではないか。

・再雇用の人のモチベーションが違いすぎるのでもったいない?

ということで、中高年のキャリア研修いりそうだという雰囲気だったのですが、他のグループでは、「ライフプランを明確にしなければいけないということ自体が思い込みではないか」との鋭い指摘があり、個人的に、ここでももやもやしてしまいました。

・流動性の高いキャリアに関連して、SEなど専門性をもって転職していく人もあれば、スーパーの店員など単純労働で転職する人もいるので、分断が起きている。

・公務員は会社を変わる発想があまりない。やめるのも勇気がいる。

 という話もでました。

なんだか今回はもやもやだらけでした。とはいえ、もやもや自体は悪くはないと思うので、引き続きもやもやしていくことにします。

3 まとめからの問いが2つ+1

①モチベーションを上げるには?

・小さなことでもやり続ける。

・自分の興味があることに突き進んでいく。

・いろんなことをやってみる。書くこと。ブログなど。

ということがありましたが、自分は、「モチベーションの低いときこそ試されている。とにかく何か動いてみる。その際には、達成感の得やすいものをしてみる(例えば家事など)」ですね。

②この朝活をどのような足場にしたいか

足場…それまでの選択と経験の産物で、そこから未来への選択肢が広がるもの。

基本的にこのような業務外の各種活動は、自分の組織の中で井の中の蛙にならないように、そして、外への人的知的ネットワークを持つことにより、業務内外の活動(もちろん家庭運営にも)に寄与するために行っている…つもりなので、ここも、そういう場の一つとして参加したいと思っています。

わらしべ長者のように、ここにつながるまでは、いろんなご縁と偶然とタイミングと、少しの勇気があるので、時間のあるときに、ゆっくりまとめても面白いかと思いました。


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