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「LIFE SHIFT2」を読む(3)

「LIFT SHIFT2を読む朝活」

最終の第8章のまとめをしていませんでした。

最後に、全体を読んでの自分の感想も書きます。


〇サマリー

第8章は、「政府の課題」でした。

最初に、ズバっと、「仕事、教育、人間関係に関して今採用されている政策は、明らかに時代遅れの考え方に基づいている」ときってくれています。

ポイントは、

・人生全体に占める不健康期間の割合は上昇していなくても、不健康な状態で生きなくてはならない年数は増加している。なので、老化研究や、医療の予防への転換を進めることが大切である。

・働ける人たちたが長く仕事を続けるように促す一方で、健康のすぐれない人たちが合理的な金額の収入を保証されて引退生活を送れる仕組みを作るべきだ。

・一人一人が探索と開拓に取り組むことの重要性を強調してきた。しかし、政府が探索と開拓を行うことも重要だ。社会による創意工夫と政府による創意工夫の両方が必要とされている。

とはいえ、政府や企業等に期待をするのではなく、一人一人の取り組みが大切、ということで締めくくっています。


〇ダイアログ

 参加者さんとのダイアログで印象に残ったのは、以下の通りです。

・労働環境が大切。劣悪な雇用を直していく。経済的な格差を防ぐ。

労働環境を良くしていきながら、働きやすくしていくか。GDPにとらわれない幸せを。

・P307 様々な職種、スキルに対する現在と未来に関する情報を。AIにとってかわらなれる職種…公務員。→これはドキッとする。

・おわりに…(この仕事がなくなるとか、必要だとか言う)需要を出す前に対話をする、というのが印象に残った。

・とってかわられる中でも、新しい仕事は作られていく。

年をとっても、生き方次第でなんにでもなれるよ。

しかし、そのために、自分がどうにかしなければならない。

・とはいえ、弱者にも目を向けているようになってきている。

・役所は60年だが、人生は100年。

しかし、50代は、いろいろお金のかかる時期…保守的になっても仕方ないか。


・何で勉強するの?子供たちに知ってもらうにはどうすればよいか。

・大人って異業種の人と語る機会はなかなかないよね。

・職業訓練と仕事がつながらない。→これが見えるとよいが。


〇全体を通しての振り返り

・本を読む前はネガティブに考えていたことが、ポジティブに転換したこと。

→40代半ばを過ぎて、もう若くもないし、若い世代に譲らないしとネガティブになっていたのですが、年齢で区切るのではなく、その時々で頑張ればよいのだとわかりました。また、政府や企業のせいにしたくなるけど、結局は自分で社会的開拓者になる必要があることがあり、自分事でやれることをやっていきたいと思いました。 

・学び続けることが大切…よい高齢者になるために。

医学は予防へ。

公務員のつながりはだいぶんできてきた。次は、なるべく、公務員以外の人とのつながりを大切にしたい。


〇他の方の振り返りで印象に残ったもの

・誰もが自らの「カリキュラム・デザイナー」になれるとよい。子供たちは声掛けで柔軟にできる。

・本当に届けなければいけない人…低所得、低学歴、の人には伴走型。マスの指導ではなく、個々の指導。

・社会的開拓者、ありうる自己像(自分の可能性にリミッターをかけない)、コミュニティ、結晶性知能。足場、アンラーニング。

「中年の危機」⇔マルチステージなのに。

既存の言葉が通用しない環境に…夫婦で。

・若い夫婦…どっちに合わせる、黙る、ではなくお互いのストーリーを共有する。

→伝えるためにはきちんと言語化する。

・年齢に関係なく、自分の適性にあったことをやる。学び直し。

・時間に対する鳥の目の視点を持つ。

・「年齢を重ねた人が新しいことを学べないとすれば、それが老いているからではなく、新しいことを学び続けてこないからだ」定年後の新しい分野への踏み出し。

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