「昨日習った公式に当てはめていないので違うと思います」と生徒が言ったらどうしようかね
そういや、小学校のころ授業で先生にあてられて
「〜〜で〜〜なので、答えは〜だと思います」
って答えたら、他の子から
「昨日習った公式にあてはめてないので違うと思います」
って発言がぱらぱらと出たことがあった。
僕のは公式と同じ考え方を使ったやり方なので、あっているし、何度やっても間違えることのないやり方だった。
これって教育的にはどうするべきなんだろうか。
当時は、先生は「いや〇〇さんは正しいことを言っていますよ」と言ってくれたけど、
授業は「〜〜の公式使えよ」とワーワー賑やかになってしまって、
結局なぁなぁになって先生が板書で公式を使って解いて生徒は納得して終わったと思う。
うーん。
ちなみに「くもわの公式」と言われる、
比べられる量
比べる量
割合
の関係を表す公式だった。
僕は「比べる量」と「比べられる量」がどっちがどっちか分からなくなると嫌なので、
たとえば
「先生は36歳、生徒は9歳です。
先生の年齢は生徒の年齢の何倍でしょうか?」
という問題なら、
「先生の年齢は生徒の年齢の何倍」のところをそのまま
「先生の年齢 = 生徒の年齢 × 〇」
とおいて、
36 = 9 × 〇
〇 = 4
と計算して「4倍」と答える、というやり方であった。
(小学校ではもちろん方程式は習わないが、
式の途中に出てくる◻︎を答える計算問題もやるし、
「(わからない量)を〇とおく」というやり方は習う。)
小学生、中高生、何かの受験生、それぞれでアプローチは異なると思うけど、
もし自分が関わる生徒がこういうことを言ったらどうしたらいいだろうかと今日は暫し逡巡した。
受験生なら「公式を導けって問題、入試問題が大好きなところだけど大丈夫?」って言えば良さそうだけど、
それこそ受験生でない小学校高学年くらいが難しいと思うんだよなー。
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