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2024'冬至図から【歴史が変わる】この時

今回は、今年のおさらいを含め、1年の集大成である冬至図からのメッセージを聴いてみたいと思います

冬至図は、今年から来年へ気流の切り替えによる、新たな局面など、沢山の事を教えてくれるタイミング図です
現在宇宙とその地上は、新しい歴史を構築する為に私達の成長を促すパワーを地上に送り込んでいるので、目まぐるしさに日々翻弄されているような感じですが、、、
錬金術では
【下なるものは上なるものの如く、上なるものは下なるものが如し】
万象の意思はそこにあり…
という原理で宇宙と私達が住む地上は同一に成り立っています

地上は新たなフェーズへ成長をする過程に真っ最中なので、成長に繋がる響振を素直に受け取る事が、自己の本質にある直感がスムーズに働き未来の良き在り方へと繋がっていきます

まず冬至図を通して今年のおさらい含めて観ていくと、冬至図アセンダントは蟹座です
四季図の重要ポイントの春分・夏至・秋分・冬至の各その年の流れを観ていくと解るように同じサインがアセンダントを担当します

但し、秋分地点だけは見直しが入るので手前のサインなっています
正確には春分図・夏至図・冬至図の、今年の1年間のアセンダントが蟹座という事です 
昨年の2023年の時は、1年間通して牡羊座がそれであったという事、
来年2025年は(秋分図以外)アセンダントが天秤座共通になります

という事は、昨年2023年から活動サインの領域に入っているという事ですがちなみに活動宮は新たに初めていく為のアングルなので宇宙のエネルギーが強烈に入り込んだ眩しく溢れんばかりの光の先端部分です

昨年から活動宮ですが、昨年と今年の違う所は?
主要の10天体で影響力の強い冥王星の度数順が去年の最後から今年は最初に成ったという事です

天体の度数と言うのは力関係でもあるので古典術では重視します
昨年2023年の冥王星は10天体の最終を受け持ち全て(春分図&夏至図&冬至図)29度でしたが今年2024年冥王星度数は(春分/夏至が1度or冬至が0度)冥王星の度数が、アンカーからトップバッターに躍り出ました

四季図(春分/夏至/秋分/冬至)では、太陽は必ず0度のポジションにくるので主体の太陽に、デットオアライブの冥王星が、度数域でワープするので
目的の太陽に強制の冥王星が徹底的に関わてくるという事です

また、その目的意識の状態によっては、破壊か?再生か?即断の領域を迫られる事が起こりやすいということになります

話は戻って、、、
今年全体で観た場合アセンダント共通が蟹であったという事は?蟹座の古巣ICの自己の立ち位置や基礎部分、土台の【根っ子】が大事というテーマです

自己の根を確認する事は自己のエネルギーがどういう状態か?を知る事ができます
今年共通の蟹座アセンダントの度数をサビアンでおさらいすると以下になります
今年始まりの春分では蟹座(19度…ルーティンワーク日々積み重ねる…
次の段階の夏至では蟹座(17度…希望を実現に繋げる手段に著手していく…
今年集大成の冬至では(蟹座24度…人々を圧倒する強い意志を持つ)になっています

ちなみ見直し期間の秋分図のアセンダントは双子座21度のサビアンは(自然の中で自分を取り戻す…)ですから、ティタイム♪リラックス休憩を挟んでくれていますね♪
常に天空は私達に優しく寄り添ってくれています

冬至図のアセンダントは蟹座は24度でタロットで観た場合カップの4が担当です

カップの4の絵は、雲から感情を示すカップを差し出していますが雲は曖昧未知を示すので、当人は腕組みポーズをしています…
これは心理学では拒絶を表し受け取りたくないポーズ…
当人の前に並べている3個のカップは過去の経験値をもとに、どう判断するか?で判断は本人次第、全ては自分という絵です

社会で効果的な人物として活躍する土台となる人格の基本は
【主体的である】というのがあり主体とは?
自己の人生の脚本家であり
自己の人生で起きるすべてのことに対する責任がある…とスティーブン博士も言っています

アセンダント蟹座の守護星は月なので、
今年は月の在り方、無意識のエゴや情緒の状態に注目していて外界から来る誘惑や不安をどのように見極めていくかの訓練の時期という事です

冬至図の月を見ていくと、コミュニケーションの3ハウス滞在で、水星と木星に90度
月が90度を取る水星木星はお互いのルーラーを交換したミューチュアルレセプションになっています

ミューチュアルレセプションの場合は、お互いの間を行ったり来たりするので水星木星の象意において優柔不断になりやすいというのがあるのですが
当人的には優柔不断というよりスムーズで楽な感覚に陥りやすくそれによりぐるぐると繰り返す無限ループの状態になります

そこに90度で介入していく月なので月が影響を受けて反応する事になります
その月の影響がどうかというと?
90度を入れてくるハウスルーラーの関与で、水星の場合は12ハウスと3ハウスのどちらも共通が通信系
12ハウスは目の前に物体がないネット通信系 
3ハウスは言葉のメッセジャー的通信系
電波系の特殊詐欺
(ネット通販フィシングサイト・サイバー攻撃 等)に関連

もう片方の木星は、喜び快楽の修正の6ハウスと理想や海外の9ハウスこの木星には土星ネッススも90度ですから、エゴから来る欲望やお金に対する執着が健全な自己コントロールを阻止する事になりそう

月はこの水星木星作用を行ったり来たり繰り返してしまう訳で行ったり来たりしてしまうのは?月の自己都合のエゴが強く働いていしまうからです
ネッススは特に、損得勘定や自己都合に支配されてるのでネッスス付きの土星が滞在のハウスにも注意です

冬至では9ハウスに滞在し、夏至図の時も9ハウスでした…
9ハウスに土星が入ると、ヒエラルキー的な宗教とも関連しそこにネッススが関わると、本来の信仰ではない権力や自我欲を満たす為のオカルト信仰が関連してきます
オカルト信仰とは立場に負けるという感じです、、、
土星ネッスス作用は今年の5月辺りからタイトになり来年4月辺りまで
続きます

そして冬至の土星とネッススの度数の意味がデンジャラスでした
冬至の土星は13度で【狐の皮をまとった女】
ネッスス17度は【巨大なテント】
イメージが沸きやすと思いますが…月が強迫観念に取り憑かれ惑わされる事が起こりやすいので注意が必要です

次に冬至図の1ハウスを観ると、本家のナチュラルルーラー火星がいますが火星は逆行中ですので本来の火星の良さが出ません…
この火星に7ハウスの冥王星が180度になり、そこにノード軸が180度で絡むのでミスティックレクタングル(奇跡の長方形)です

180度で絡むノード軸は過去と未来を繋ぐポイントなのでカルマ的要素が入ります
サウスノードは、過去から積み重ねた習慣や思い込みに対し
ノースノードは未来へと成長する為の目的や課題の方向

火星と冥王星作用は緊張感を迫られ油断できない状態ですが7ハウスからの冥王星作用は過去の悪事が社交場の見える領域で公になり、1ハウスの本能火星は逆行で、詰め寄られて判断を見誤る感じ…

しかし火星はノースノードと120度で未来から緩和の手が差し伸べられています
冥王星の審判を本能的に理解していそう…
今まで続いてきた歴史的悪習慣がこの地点で人間が関与できないような方法?で強制終了がおこるのかもしれません

ミスティックレクタングルは生産性の高い能力を身に着ける為に緊張と緩和を何度も繰り返し能力を向上させ生産性を上げるアスペクトですが
諦めずに何度もやり続ける事が、あり得ないと思っていた功を制する配置です
ただし火星にはアンティッションの天王星が陰で動く配置にもなっています

天王星の反逆精神であるテクノロジーが火星に加担し進行するという事は善なのか?悪なのか?
というのもこの天王星は、火星と土星のミッドポイントにもなっていて
火星土星軸は終了軸で、、、古典では火星土星はビシージメントなので包囲でやがて動けなくなる天王星となり
危なっかしく油断ならない状態ですが、そこに気づけるか?どうか?が
奇跡へと繋げるのかもしれません…

天王星のイメージは、堕天使ルシファー(悪魔の中の天使)的な感じがします、抵抗力という意味では悪魔のしぶとさが最強なので、悪魔の力を借りて天使が勝利する的なイメージです
ルシファーは神に逆らい天を追放された堕天使です
しかしその一方自由と進化を求め戦い続ける英雄的存在としても描かれています
火星を操る天王星力の革新的テクノロジー社会が果たして自然界から成り立つ人間が元気でいられるのか?が問われていて
この作用は、周りに気づきや切っ掛けを作る折檻ではないかと思われます

最後にまとめます
今年のアセンダント蟹座が示す、根を強化するという事は、自己の人生をどう生きるかを自分で決めていく主体性を持つ為にこれからの時代にフィットした方法は何か?を伝えています

この根っ子ですが?形而上学的に解釈すると、根(原因)によって成る実(結果)が変わるという事で
根がしっかりと大地の栄養を蓄た元気な根でがあるかどうか?に
よって見える表に健全な果実が実ります

逆に根がしっかりしていないと実そのものが実らないので成果に繋がらないですが、
私達は時にふと勘違いをしてしまう事があります…
見える部分だけを見て、現状に不満を嘆きたくなりますが、自己以外に原因を追究しようとする時は必ず袋小路を作りいつまでたっても成果に繋がらずその根を持つ樹木自身も弱体化していきます…

それは根本の自己メンタルのブロックが入るからです
これまでの時は権力が全てであり、たとえ偽善者であっても善となり権力者が優位で正しいとされてきました
そこに習慣化してしまっているので社会構造がそのようになっていて
なかなか抗えないというか、逆に媚びでその場をスルーする方法に長けてしまった感じです…
そもそも権力はどこで発生するかというと、集団に自己の身を置いた時です例えば、会社の上司、頭領、主任、リーダ、親方、ボス、チーフ、所長、
パートナーに至るまで、あと基礎集団では、最初に出会う権力者は両親でもあるわけで生きていくためには、集団に身をおくのは当然なので上下関係がすんなり出来上がっていくのは、自然と言えば自然な流れです、、、

それにより習慣化してしまった過去体験は自己を抑えるブロックに繋がりました
しかしどう受け取るかは自己次第というのがあり解釈や反応は変える事ができます
そして時代は明らかにそういう立場ではやっていけない事象も実際に起こっています

主体性を持つ事を自己認識しなければいけないからこそ
今年のテーマ【蟹座アセンダント】が地上に降りてきて四季図を通して
天空は私達に何度も解りやすくで伝えてくれているという事になります
自己の根を認識し強化する事は、
解釈や反応を変える事が出来るようになるという事に繋がります


波動の世界では1年の波動は来年2月上頃まで続くので
今からでもワンクールたっぷりあります
ワンクールは3か月の事で3の数は形になる段階を意味し最初の結果の段階が3の波動です
巷の習い事はほとんどがワンクールでスケジュールが組まれいるのも摂理の法則にしっくり来るからですね

堕天使ルシフェル(明けの明星)の「エメラルド板」にある文章の一部を記します
唯一なるものの奇跡を成し遂げるにあたっては
上なるものの力と下なるものの力を取り集める
これはあらゆる力の中でも最強な力である…
なぜならそれはすべての固体に浸透するから…
世界はそのように創造され、驚くべき適応はこのようにして起こっていく
万物宇宙はこの唯一なるものからの適応によって生じる…

今年のテーマ

【根を強化する意志の実行】

を意識する事は、リアルタイムで天空から無限の応援エネルギーを受け取る事が出来きるという事です


来年2025年はいよいよアセンダントのサインが天秤座共通へと移行します
天秤座は7ハウスがナチュラルルーラーなので
ホロスコープでの円の上部に移行する最初のアングルになるので
新しいフェーズ、全ての始まりを表します

来年の春分図のトップバッターのアセンダントを観ると、
天秤座2度で(新しい夜明け全てが変わる)
というサビアンになっていました

良い週末を♪



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