📖凪良ワールド💞😆
『恋をすると言うこと』
大学生の月浦賢治くんは精悍な顔立ちと引き締まった筋肉質で女の子たちが、ほっておかない。
でも、いつも去っていくのは女の子のほうだ。
「なんか、愛されている気がしない」
「一緒にいてもテンション低い」
「ほんとは別れたいっておもってるんじゃない?」
告白されても、断る理由がないから付き合ってるけど、そもそも女の子の思考回路についてゆけない。
自分から好きになったことがない。
彼女たちの行動が理解できない…💦
恋愛体質じゃないと悩む月浦くんに
「仕方ないよ。お互いの気持ちが釣り合わないのが恋だと思う」
そう、言ってくれたのが、呂久さんだ。
お父さんの居酒屋の常連だった名波呂久さんは、カメラマンだけど派手な感じのないのんびりした雰囲気きで、屈託のないたわいない話が、自然に出来る人だった。
月浦くんの料理をいつも美味しそうに食べてくれるし、男なのにフット見せる笑顔がとてもチャーミングで、この笑顔の為なら明日も美味しいものを作ってあげたくなる。
彼女のためには抱いたこともない感情を自分でも「あれ?」と思い出した頃、呂久さんが、実はゲイでお父さんに片思いしていたと知り…⁉️
季節が写り変わるようにゆっくりと通い会うふたりの心が、ほっこり初々しい❤️✨
ハラハラもドキドキもないけど、小さな日常の行き違いや小さな事件が、積み重なってお互いを知っていくところが、しみじみと心に落ちる。
呂久さんの元彼がふたりをかき回す辺り、これぞ凪良ワールド真骨頂👍️
劇団裏窓の演出家、奥田永穂の登場で平穏だけど、一歩踏み出せないふたりの刺激になって、一機に急展開💞😆
「元彼と今彼で一杯やるのも楽しいよな😃」
怯む月浦くんに奥田はにっと笑いながら
「呂久の昔の話、教えてやろうか?」
後ろめたさとは裏腹に自分の知らない呂久さんをのぞき見したい気持ちに刈られた月浦くんは➰‼️
ふたりは無事に結ばれるのか?🙄
【呂久さん語録】
好きな風景写真でひと肌あげたい❗️
呂久さんは、高校のときに一選に登ったのがキッカケで状況したものの、はしにも棒にもかからず、夢では食べていけないと今の雑誌の物撮りでなんとか生きてる。
でも、ふとしたことで、もしかしたらまだ間に合うんじゃないかとも思ってしまう。
「夢は捨てたらそこで終わる❗️物取りなんかで腕鈍らしてるなんて、情けないねえ」
とぼやく奥田とそれなら僕が支えるからと言う月浦くんに
「でも、仕事ってそういうもんなんじゃないかな?誰もが好きなことを仕事にしてる訳じゃないし。くっそしんどいなあと思いながらもがんばってんだと思う。ほんと言うと、俺今の仕事いやいやしてる訳じゃないしやりがいも感じてる」
夢と現実は違うけど、現実の中に少しでも充実があれば、人は生きて行けるのかも💞
うんうんと思わず共感した一言👍️✨
✨ちなみに、奥田永穂は「あいのはなし」の桐島裕也が所属していた劇団裏窓の演出家である
✌️もうひとつサプライズ🔊
呂久さんが、取材するオオカミの被り物にギャルソンスタイルのスタンディングバーは「もったいない」で圭吾が父親から新しい企画を出せと言われて、日向が提案したお店だった‼️
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