🌹凪良ワールド📖
『セキュリティブランケット』
~運命は我らを幸福にも不幸にもしない
ただその種子を我らに提供するだけである~
恋愛のみならず、人生のあらゆる場面でぶつかる問題にこの格言は深い✨
主人公は宮龍之介18歳。
彫りの深い顔だちと榛色の瞳。
柔らかい巻き毛をもつスペイン系のダブルの宮は、その容姿からは正反対の引っ込み思案でなかなか思ったことが口にできない。
幼くして母を失くし路頭に迷うと言う過去をもつが、叔父で陶芸家の鼎とのどかな田舎暮らしが何よりも大切。
そんな田舎にカフェをオープンさせたのは鼎の親友である高砂。
雨降りの後の森みたいな優雅な香りがする彼の優しくて大人の立ちい振る舞いに宮は思わずぼーっとしてしまう…💞
自分の気持ちが恋かもしれないと慌てる宮を親友国生は「いいじゃん、がんばれよ」と励ますんだけど、そこにはいろんな葛藤も有り…
一方、高砂は幼い頃、熱を出した宮を介抱した思い出を忘れられず、美しく成長した宮に甘い感情をもて余していたー⁉️
おまけに父親がわりの鼎に「龍に手をだしたら許さん‼️」と先に釘を刺される始末~💦
国生にも人には言えない恋の悩みが。なんと小学生のころから鼎に一目惚れしていた➰⁉️
長い睫毛薄い唇、陶器のような整った顔立ちとほっそりとした体のライン。新進気鋭の陶芸家である鼎はそんなビシュアルから、大御所陶芸家の孫娘にストーカーされるほど。
ある日、展示会で鼎が留守の工房に宮がひとりでいるとストーカーの孫娘がやって来て……⁉️
「あなたがいるから鼎さんは結婚できないのよ」
宮に迫る危機が‼️
上下巻ですが、あっという間に終わります😁揃えて読んでね❤️