小さなワクワクを大切に暮らす、彼女からの学び。
そんな人生のワクワクを作るのが、大人になってもやめられない。
これはただ単に、楽しみの予定を入れまくるのとはちょっと違う。
30代を超えたあたりから、月日が爆速で流れるようになった。
小学生の頃は四季折々のイベントがあったが、いい大人になると、それも子供もいなければイベントごとは日々に忙殺されてしまうようになった。
ひょんなことから、私は人生においてワクワク的な楽しみを作るようになった。
そしてそのワクワクが今冬に迫ってきている。
楽しみ<忙しさで忙殺されていた日々
はじめに断っておくと、私も最初から毎日ワクワクしているような、おめでたい人間ではなかった。
風のように去っていった20代は、それこそ病院や施設での仕事で忙殺されていた。
そんな忙しい毎日こそが「社会人というもの」であり、「医療人とはこういうもの」とどこか誇らしげにさえ思っていた。
それでも合間の休みには、同期と国内旅行にいったりそれなりに楽しんでいた。
だからこそ、人生を順風満帆に過ごしているとさえ思っていた。
「予定通りの人生」に疑いがよぎった出来事
そんな時期も過ぎ去り、30代に突入。急に風当たりが変わってくるのがこの時期。
30代を目前にして、特に女性にはさまざまな問いが浴びせられる。それも重なり少しばかり「今後の人生」について思いを馳せるようになる。
そんなこんなで
なんかをし始める。わたしはこれが全然楽しくなかった。
まだきてもいない未来にそわそわし、謎の貯金を始めてみたり。30代初めはそわそわして終わった。
その後数週間の記憶がないのであるが、そこから私の人生観が変わり始めるた。
自分への問い:人生において、失いたくないものは?
当初の予定で行くと、
どこかで、散々みてきた人生プランだ。
そう、わたしが担当した高齢の患者さんの娘や息子さんであった。
そんな問いを投げかけること、ここ1〜2年。少しずつ私なりの答えが見えてきた。
人生で失いたくないものとは?
私は週に1度は必ず90歳の祖母とLINE通話を楽しんでいる。
彼女の話はいつも暖かさで満ちている。
そしてワクワクとドキドキで満ちている。
衰えるはずもない。当然、老いや死に対する恐怖はあるのだと思う。
しかし、それ以上にワクワクが優っているのだ。
90代のおばあちゃんとの関わりで、わたしの人生はどんどんブラッシュアップされていく。
私が日々の中で見失ってしまうものを、自然と思い出させてくれるのだ。
そんなおばあちゃんに負けじと、わたしもどんどん新たな挑戦をし続ける。
今日は、久しぶりに壮大なテーマについて、話してみました。
では、また!
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