「いただき物のお菓子を食べない」人が本当に損していること。

お正月の帰省や、これからの退職シーズンなど。
普段食べないお菓子や頂き物をもらってくる機会って増えますよね。

「食べたいけど、太るしな・・・」

と、本心とは裏腹に気持ちよく食べれない人、結構いますよね。


「ダイエット中なので他の人にあげちゃいます」

「食べない」と我慢で割り切っている人も最近は増えています。


でもこういう場合、「太る・太らない」の前、人とのつながりやビジネスの場面で本当に損していることがあるんです。

今日はダイエットの専門家としての意見も踏まえ、そのところをお伝えしていきます。

「いや、自分は食べないと決めてるので」
という方はスルーしてください。笑


そもそも、いただき物のお菓子くらいでは太れない

まず、大前提として。
頂き物のお菓子を食べたら太ると心配している人は多いですが、

結論、それくらいでは太りませんし、太れません

これ、逆に考えてみるとわかりやすいと思うのですが・・・

例えば、

  • マラソン大会に出た

  • 1日観光で10000万歩以上歩いた

  • 登山をした

などなど、イベントや趣味で動くことってありますよね。

当たり前ですが、そういう日はダイエットに嬉しい消費カロリーも抜群に消費しています。

※体重によって変わりますが、概ね以下です。

■上記の運動によるおおよその消費カロリー
マラソン30分:約200〜280kcal
10000歩歩く:200〜300kcal
登山90分:約500kcal


でも、その翌日
めっちゃ痩せてる!
なんて見た目でわかるほど痩せてること、ないですよね。笑

大体頂き物のお菓子なんて、100kcal前後のものがほとんど。
ケーキをたべたとしても300〜400kcal程度だと思います。

カロリー計算で体重増減を説明するのはナンセンスなのですが

(※太る・痩せるなどの体の仕組みやメカニズムを本格的に知りたい方は下記のnoteへ)


今回はわかりやすく、カロリー計算でお伝えすることとします。

毎日食べてますという場合は別ですが、頂き物のお菓子をちょっと食べた程度では、私たちの体は太れません


いただき物のルーツを考えるとわかってくる大切なこと

いただきものをもらった時、まっさきに
「これ太るかな・・・?」
と思ってしまっている人はちょっと立ち止まって欲しいのですが。

人に何か贈りものをするのって結構労力がいるのですよね。

自分が誰かに何かをプレゼントする時を考えるとイメージできると思うのですが。

■プレゼントまでの過程
その人の好みをイメージする
店に出向くORネットで調べる
「本当に喜ぶかな?」と一回立ち止まる
プレゼント用に包装してもらう
自宅まで大事に持って帰るOR配送手続き

めちゃめちゃ忙しい現代人が、ここまで時間・お金というリソースを使ってプレゼントをする人のことを想って準備をするのって大変ですよね。

中には、それ以外の期間で
「次のお祝いはこれをプレゼントしよう!」
と想う時間があったり、

旅先や出先で
「あ、これ〇〇さん好きそう」
と自分のものを買う前にお土産選びをしていたり。

帰省時の手作りのものなんかは
(私の場合は祖母が干し柿を作ってくれます)
もう私たちの想像以上の労力や時間をかけて大事に準備をしてくれているんですよね。

こんな、大事な想いが詰まっていること。
改めて想い直すと、ちょっと愛おしくなりませんか?

「太るからいらない」

とか、そういう問題ではないですよね。

太る太らないよりもっと大切なこと

せっかくここまで大事に想ってもらっても

「太るからいらない」
で済ませてしまう人は、いろいろ損をしてしまうのがわかると思います。

自分目線でしか考えることができないとそうなってしまうのですが。

まずは、頂き物を用意してくれた相手に心から感謝をするのが大切ですよね。

自分の損得ではなく、相手のここまでの労力を思い測れるかが大切なんですよね。

これを、毎年もらうおばあちゃんからの干し柿で私はすごく学ばせてもらっています。

いただきものをもらった側がやるべきこと

「何をもらったか」にもよりますが。

人とつながりを保てる人は、

頂き物をもらった時すぐにそれを食べる
その感想を感謝と共に、相手に伝える

今ではLINEなどでも簡単に行えますが、大事な人にはお手紙で伝えるのもよいですよね。

これを面倒に想う人もいるかもしれませんが、
これができると、格段と人との信頼やつながりって濃くなると思います。

そもそも「太るから」と食べない人でも感謝を伝える人も、もちろんいると思いますが、

どうしても定型的な感じになってしまいます。

全部が全部、こういう対応をする必要はないかと思いますが、
本当に自分が大切に思う人には、
相手が掛けたくれた労力に相応する想いを伝えると、すてきな関係ができていくんじゃないかなと思います。

それでも、やっぱり太るのがいやという人。
そんな人はその「食べ方」を工夫してみてください。
(※具体的な食べ方は下記のnoteへ)


ダイエット関連の仕事をしていると遭遇する、こういった質問。
今回、私の高齢の祖母がお正月にあった時に、干し柿をプレゼントしてもらったことで思い返すことがありnoteにまとめてみました。

誰かの何かの参考になれば嬉しいです。

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kaho|理学療法士・パラレルワーカー
最後まで読んでくださりありがとうございます^^! こんな感じでダイエット・美容からキャリアの話まで、ちょっとためになるようなお話をお伝えしていますので、また読みに来てくださいね❣️