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大人の休日|半日空いたら【三鷹の森ジブリ美術館】へ。

1000円で、これだけ満足感の高い美術館は今までにない

【ものの価値は値段ではない】とはいえ、そう思わずにはいられなかったジブリ美術館からの帰り道。

その存在を知りながらも、チケットの購入方法がやや億劫で、行けてなかった美術館。

三鷹の森ジブリ美術館は完全予約制。しかも毎月10日に翌月のチケットが発売となる。ウカウカしていると売り切れている(←いつもこれ)ので、足が遠ざかってしまっていた。

これこれ。

今回、なぜ重たい腰を上げてまで、行きたくなったのかと言うと。

先日都内で行われていたジブリ展に行って、「ジブリ」にもっと言うならば「宮崎駿」という人物にどっぷりハマってしまったからなのである

魅了。完全に魅了。

(※その全貌は以下⇩)

館内は撮影禁止、内部の情報を決して安売りしない。そこにこそ《足を運んで、自分の目で、体で体感することの価値》を感じた。

これが、情報過多時代に逆に惹かれるポイントでもある。


ジブリ美術館までのおいしい散歩道

東京の奥、吉祥寺〜三鷹にひっそりと佇む、三鷹の森ジブリ美術館。

三鷹の森ジブリ美術館公式HPより

三鷹駅から10分ごとに巡回バスが出ているそうなのだが、徒歩7分とのことで、歩く。

・・・その理由は、行きたいパン屋さんがあったから

パン欲。笑

三鷹駅から徒歩数分、ジブリ美術館の道中にある

siro さん

本格派ベーカリーカフェ
siro公式instagramより

こういう、ふわふわしていないガチなパン屋が大好きな私。

語彙力…しかし、写真で伝われ

dancyu他、有名グルメ雑誌の掲載も多数

店内はイートインもできるスペースも少しだけあり、幸せを噛み締めてから本丸へ向かう。

三鷹には、ほかにも美味しそうなベーカリーがたくさんあって目移り。

割としっかり目に覗く。笑

ジブリ美術館の見どころだらけの実態

さて、本丸に到着である。うっそうと緑が茂る森の中(井の頭公園のお隣)に待っているトトロ。

外国人観光客が行列をなし、こぞってセルフィーしていた場所で奇跡の一枚。

まず、コンセプトである「迷子になろうよ」の通り、美術館内は迷子になれる。それくらい作り込まれた独特なジブリ建築。

各階に、

・過去作品を振り返り、思いを馳せられる場所
・過去の作品の原画・絵コンテが思う存分見れる場所
・映画・ものがたりの制作背景がおしみなく展示されている場所
・映画の世界に浸れるスポット
・ジブリ飯が食べれるカフェ
・ジブリ作品のみならず、宮崎駿おすすめ図書のある図書室
・短編映画が見られるミニシアター
・みんな大好き、グッズ売り場

ジブリの聖地

あの大好きな『耳をすませば』の原画が見れちゃったり、『魔女の宅急便』のキキの幼少期はどんな設定だったのかが見れちゃったり。

本当に、映画やアニメとして世に出ている一部の下支えをしている、キャラ設定のみならずキャラクターの生い立ちや背景、それぞれの作品で宮崎監督が「何を伝えたかったか」までが知れる。

ジブリファンにはたまらない、またイラストやアニメの制作背景や背景美術などのイラスト好きにもたまらない、まさに唯一無二の場所である。

さらに、期間限定の企画展示『君たちはどう生きるかのレイアウト展』。

レイアウトとは、そのカットの背景やキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークなどが書き込まれた、アニメーションの設計図です。
宮﨑駿監督作品『君たちはどう生きるか』では、原画担当のアニメーターによって描かれ、宮﨑監督と作画監督が確認・修正を行いました。

制作過程で描かれた絵のほとんどが、紙に鉛筆と絵の具で描かれているという意味において、近年では稀な「手描き」アニメーション作品『君たちはどう生きるか』。
宮﨑駿監督をはじめとする腕扱きのアニメーターによって描かれたレイアウトの完成度は、「手描き」アニメーションの粋であるといえるでしょう。

本企画展示では、制作過程において描かれた絵をそのまま展示し、紙と鉛筆による手描きの表現の豊かさと、カットにこめられた力と思いを感じていただける展示を目指しています。

三鷹の森ジブリ美術館公式HPより

これだけのために行ってもよかったと思えるほどの展示。

「このシーンでは〜〜〜というニュアンスを伝えたいので、この描き方でお願いします」

といった、
たかだか5秒程度の背景シーンだったとしても
たかだか3秒程度の、主人公が歩くシーンだったとしても

その一才に、矛盾や妥協がない、まさにプロの手仕事

を見せつけられた展示であった。

現実の世界を忠実に再現したジブリ作品だからこそ、見ている時の矛盾がなく、またどこか懐かしい風景を辿っているような感覚がある。

その作品の裏側、まさに綺麗な花を咲かせる植物の根の部分。
なんならその根を取り巻く土や地層までもが、じっくり、かつ一ミリの矛盾もなく見事に作り上げられてる。

その部分は、映像化の段階では惜しみなく大胆にカットされたりしているのだけれども。

見えない部分の、最上級のこだわりに、そのプロ魂を突きつけられた気がして、目が離せなかったのである。

軽快に流し見していくキッズ達に紛れて、一つ一つ食い入るように凝視している30代女

異様。

忘れちゃいけない、大好きなミニシアター

そして、今回もう一つ。
展示物の他に、本当に行ってよかったと思ったのが

ジブリの森の映画

「子供向けのミニ映画でしょ、まぁ時間があえば見ればいいか」

謝れ

と軽視していた自分を猛省するくらい、行って本当によかった場所。

三鷹の森ジブリ美術館公式HP

ちゅうずもうって、ねずみが相撲とる話か〜

謝ってくれ

と期待せずに入った、13分後。
もう感無量で、シアターから出てきている自分がいた。

いい作品に出会えた。いい作品を1本みれた・・・・!

たった13分。しかしジブリのアニメーションの凄みは計り知れない。
懐かしさと、ジブリ飯の魅力、そして気づけば30歳も過ぎた女が声を出して笑ったり、ゾクゾク・ソワソワしながら見入っている13分。

また絶対行きたい。他の作品もみてみたい。

童心に戻るとは、まさにこのこと

30代にして、心から実感。

次なる楽しみのために、やりたいこと

実は、年内にもう一つたのしみがある。

念願のジブリパークへの旅である。

好きなアイドルのコンサートチケットを予約する勢いで、チケット更新が始まった日にアクセスが全然つながらないHPから半日以上かけてやっとの思いでゲットしたチケット。

ayuのコンサート以来・・・

それもあるのだが、あんなに絵コンテを魅せられたら、どうしてもやりたくなること。それが

ジブリ作品を、もう一度見返したい

どのサブスクサービスにもない、ジブリ作品。
そのため、ジブリを見るためだけにTSUTAYAのオンライン宅配サービスに快く入会。

着々と仕事の隙間を縫っては、見始めているのである。

アリエッティ
コクリコ坂から

アーヤと魔女、ハウル、魔女宅、耳をすませば、、、、
月8枚のレンタルにしたもんなら、もう大渋滞。


ものづくりをする1人の人間として、やっぱり私もここまでこだわりたい。

ジブリ作品に触れるたび、その制作秘話に触れるたび、初心に戻れる感覚がある。

だからこそ、少し行き詰まったらまた戻ってきたい、そんな美術館。

(パン屋もいきたいから、また来たい・・・もある。おい)

そんなこんなで、やることに追われながらも、どこかで宮崎駿さんも一緒に頑張っているのだろうと勝手に同志になっている私なのでした。

では、また!

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