大人の休日|半日空いたら【三鷹の森ジブリ美術館】へ。
【ものの価値は値段ではない】とはいえ、そう思わずにはいられなかったジブリ美術館からの帰り道。
その存在を知りながらも、チケットの購入方法がやや億劫で、行けてなかった美術館。
今回、なぜ重たい腰を上げてまで、行きたくなったのかと言うと。
(※その全貌は以下⇩)
館内は撮影禁止、内部の情報を決して安売りしない。そこにこそ《足を運んで、自分の目で、体で体感することの価値》を感じた。
これが、情報過多時代に逆に惹かれるポイントでもある。
ジブリ美術館までのおいしい散歩道
東京の奥、吉祥寺〜三鷹にひっそりと佇む、三鷹の森ジブリ美術館。
三鷹駅から10分ごとに巡回バスが出ているそうなのだが、徒歩7分とのことで、歩く。
三鷹駅から徒歩数分、ジブリ美術館の道中にある
こういう、ふわふわしていないガチなパン屋が大好きな私。
店内はイートインもできるスペースも少しだけあり、幸せを噛み締めてから本丸へ向かう。
ジブリ美術館の見どころだらけの実態
さて、本丸に到着である。うっそうと緑が茂る森の中(井の頭公園のお隣)に待っているトトロ。
まず、コンセプトである「迷子になろうよ」の通り、美術館内は迷子になれる。それくらい作り込まれた独特なジブリ建築。
各階に、
あの大好きな『耳をすませば』の原画が見れちゃったり、『魔女の宅急便』のキキの幼少期はどんな設定だったのかが見れちゃったり。
本当に、映画やアニメとして世に出ている一部の下支えをしている、キャラ設定のみならずキャラクターの生い立ちや背景、それぞれの作品で宮崎監督が「何を伝えたかったか」までが知れる。
ジブリファンにはたまらない、またイラストやアニメの制作背景や背景美術などのイラスト好きにもたまらない、まさに唯一無二の場所である。
さらに、期間限定の企画展示『君たちはどう生きるかのレイアウト展』。
これだけのために行ってもよかったと思えるほどの展示。
といった、
たかだか5秒程度の背景シーンだったとしても
たかだか3秒程度の、主人公が歩くシーンだったとしても
を見せつけられた展示であった。
現実の世界を忠実に再現したジブリ作品だからこそ、見ている時の矛盾がなく、またどこか懐かしい風景を辿っているような感覚がある。
その作品の裏側、まさに綺麗な花を咲かせる植物の根の部分。
なんならその根を取り巻く土や地層までもが、じっくり、かつ一ミリの矛盾もなく見事に作り上げられてる。
その部分は、映像化の段階では惜しみなく大胆にカットされたりしているのだけれども。
見えない部分の、最上級のこだわりに、そのプロ魂を突きつけられた気がして、目が離せなかったのである。
忘れちゃいけない、大好きなミニシアター
そして、今回もう一つ。
展示物の他に、本当に行ってよかったと思ったのが
と軽視していた自分を猛省するくらい、行って本当によかった場所。
と期待せずに入った、13分後。
もう感無量で、シアターから出てきている自分がいた。
たった13分。しかしジブリのアニメーションの凄みは計り知れない。
懐かしさと、ジブリ飯の魅力、そして気づけば30歳も過ぎた女が声を出して笑ったり、ゾクゾク・ソワソワしながら見入っている13分。
また絶対行きたい。他の作品もみてみたい。
次なる楽しみのために、やりたいこと
実は、年内にもう一つたのしみがある。
それもあるのだが、あんなに絵コンテを魅せられたら、どうしてもやりたくなること。それが
どのサブスクサービスにもない、ジブリ作品。
そのため、ジブリを見るためだけにTSUTAYAのオンライン宅配サービスに快く入会。
着々と仕事の隙間を縫っては、見始めているのである。
(パン屋もいきたいから、また来たい・・・もある。おい)
そんなこんなで、やることに追われながらも、どこかで宮崎駿さんも一緒に頑張っているのだろうと勝手に同志になっている私なのでした。
では、また!
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