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心がなければ
心がなければ
1日中目を閉じて生きていることをただ実感する。
虫の声に耳をすませて
大好きなリネンのシーツでゴロゴロして
夏の暑さを確かめる。
体がなければ
わたしはただ大自然に出かけて行って
ふわふわと浮いていたい。
できれば小春日和の暖かいそんな場所を選びたい。
でも体があるから
わたしはお腹が空くし
食べるためにはお金も必要
運動しないと体が痛くなってしまうし
お洋服もどうやら着ないといけないみたいね。
しかも、サイズもあるし似合うとか似合わないとかそういうのも、あるみたいね。
でも心があるから
わたしはこころを見つめてしまう。
こうやって過ごす一瞬だって、叶えたかった夢が遠くに行ってしまうのではないかと不安になったりもする。
やりたかったことも、遠くに行ってしまうのではないかと不安になる。
でも心があるから
会いたいあの人の笑顔が見れた時、心から幸せな気持ちになる。
見たい景色を見た時に、グッとくる感動がある。
足があって心があったから
私は世界の美しさを知れた。
体もあって心もあることは
時に疲れてしまうから
そういう時はそっと瞳を閉じて
体もあって心もあることが
心から嬉しいと思えた時
私は歌う。
はあよく寝たわ。