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物語におけるキャラクターの種類──とにかく7つではあるんだ20250111

今日出来たことを数えてみよう

今日はこのnoteを書いただけで原稿は今のところ進んでいない。
なかなか、コンスタントに進めるというのはむずかしいね。
きのう書いた10pを手直ししていたら今日が終わってしまった。

で、まずキャラクターの類型を並べて整理してみたくなった件だね。
今日は出かけなかったので、新しい本は買えなかった。
ネット上の情報をさらっと当たった程度だ。
けれど、とにかく物語には7つの種類のキャラクターがいるということがわかった。
どういう7つなのかは、実は当たった情報によってまちまちだったんだけど、とにかく7つではあるみたいだ。

キャラクターの7種類

まず、きのう理解した「プロタゴニスト」と「アンタゴニスト」、これで二つだ。
そして、「プロタゴニスト」と「アンタゴニスト」という言葉そのものを使ってキャラクター類型を説明している場合、次の五つが加わるみたいだね。

・メンター
・サイドキック
・エモーション
・スケプティック
・トリックスター

③メンター

ふむ。「メンター」あたりは聞いたことがあるね。師匠、導き手、主人公「プロタゴニスト」が踏み出す新世界の案内人だね。

④サイドキック

「サイドキック」はどの情報でも一様に「ワトソン」のような役割だと説明している。いわゆる相棒。読者や観客と「プロタゴニスト」の仲立ちをする緩衝材役だね。

⑤エモーション と ⑥スケプティック

「エモーション」と「スケプティック」は初めて知った。
ちょっと調べてもイマイチよくわからない。
仲間なのか中立なのか敵なのかもわからない。
検索しても引っかかってくる別の単語が多すぎるんだね。
この二つについてはいったん置いておこう
重要な情報なら、別のことを調べる過程でまた出会うこともあるだろう。

⑦トリックスター

そして「トリックスター」。
有名なヤツだ。
敵か味方かわからない、賢いのか愚かなのか、両面性、二面性を持つ破壊者であり調停者。
説明だけ聞いても何のことかピンときにくい役割なんだけど、『真夏の夜の夢』のパックとかが一番有名な実例だろうか。
「プロタゴニスト」と「アンタゴニスト」が拮抗してストーリーが動かなくなったときに、余計なことをして均衡を破るとか、そういう使われ方をするね。

ほかの7種類

ほかにも同じ7種類でも

①主人公……「プロタゴニスト」。
②協力者……主人公とともにストーリーを進める者。たぶん「サイドキック」。
③敵対者……「アンタゴニスト」。
④犠牲者……自分が破滅することで主人公の動機を作る者。
⑤依頼者……主人公の行動指針となるヒントを出す者。(④との違いがわかりにくいな。④は⑤に含まれるような気がするけれど……)
⑥援助者……たぶん「メンター」のことだね。ただし、メンターが、主人公が新しい世界に踏み出したときに現れるのに対して、主人公が途中で挫折したときに現れても良いみたいだ。
⑦対抗者……いわゆるライバル。「敵対者」と違って主人公と目的は同じで価値観が違う存在と規定されている。

と置く考えの人や

①ヒーロー……「プロタゴニスト」。
②シャドウ……「アンタゴニスト」。
③メンター……「メンター」。
④ガーディアン……主人公が冒険へ出る覚悟を試す第一関門。
⑤ヘラルド……序盤に主人公を新世界や冒険に誘う役割。「依頼者」に近い概念かも。
⑥シェイプシフター……あるときは味方で、あるときは敵になるようなキャラクターのことを指しているみたいだ。日本語での解説者は、みんな峰不二子の名前を挙げるね。
⑦トリックスター……「トリックスター」

と置く人もいる。
もう少し増やして9種類の分け方をする人も見かけた。

それぞれ共通している部分もあるし、違う要素を立てている部分もあるね。
比較検討するのはおもしろそうだけど、別にそれが目的じゃない。
大事なのは自分の創作にどう生かすかだね。


今日のまとめ

さあ、今日は下記のことが改めてわかったね。つまり、

重要なことは、キャラクターには類型があるということ。

作っているキャラクターがどの役割を担いそうか、それが複数なのか、途中で変化するのかどうなのかも含めて把握出来れば、悩まなくていい部分を悩まなくて良くなりそうだ。

次の課題設定はむずかしいけれど、キャラクターの履歴書でも書いてみようか。
そのために、なんの情報があればキャラクターは成立するのか、そのあたりを考えてみよう。

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坂本涼平
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