iā / i me ka ʻaʻano*ハワイ語の文法* due to / because of / by「~によって(名詞での理由付け)」
ハワイ語の文法note、今回は「~によって(名詞での理由付け)due to / because of / by」の表現方法です!
表題にある「ʻaʻano」は「形容詞」という意味のハワイ語なので、「~によって・・・となった(形容詞で表現できる変化)」の表現でのみ、使えるハワイ語の文法です。
英語ならすぐに出てくる「~によって(by)」、なかなかハワイ語で習わず、習い始めた最初のころは使いたくても使えず…でしたが、やっと使えるようになります。
理由付け…何かを表現したいときに、意外と使うことに気づく。
【写真:どこで撮った夕暮れだろ?まだ今のような状況になるとは…危機感も無かった、今年の3月のハワイの夕暮れ】
*iā / i me ka ʻaʻano (due to / because of / by) ~によって(名詞での理由付け)*
「by(~によって)」…の後に来るのは「名詞」だけです。今回は、それ以外は置くことができません。
また、「by(~によって)」…に影響を受けて表現できるのは「形容詞」です。「~によって、こうなった(状態を表す)」の表現のみに使える文法です。
なので「I was late for the school because I woke up late.(寝坊したから、私は学校に遅刻した)」という文章は、理由が名詞ではなく(寝坊したから…という文章であり)、また、影響を受けた内容(遅刻した)が形容詞ではない文章なので、今回のハワイ語の文法ポイントに該当しません。
例えば、「My room was cleaned by me.(私の部屋は、私によって綺麗になった)」なら、「私によって」という名詞による影響であり、「綺麗になった」という形容詞的表現なので、今回のハワイ語の文法ポイントで表現できるのかな、と思います。
<ポイント>
・形容詞を使ったハワイ語の文章を思い出しながら、「~によって(名詞での理由付け)」の、基本の構文を確認していきます。
When using ʻaʻano, you must remember the following pattern.
【写真:ハクレイ(花冠)を作ろうとして長さと根気が足りず、フラワー・リースになった植物。これも今年の3月!】
<基本の構文>
【Poʻo・頭】ʻAʻano(形容詞)+ 【Piko・へそ】Mea being ʻaʻano-ed(された対象) + 【(iā / i) ʻAwe・足】Reason for ʻaʻano(= iā / i+その形容詞になった理由)
*例文*
1 その家は、太陽によって(太陽が理由で)暑い。
ハワイ語:Wela ka hale i ka lā.
英語:The house is hot due to/because of the sun.
2 その魚は、彼ら(2人)によって、料理された。
ハワイ語:Ua moʻa ka iʻa iā lāua.
英語:The fish was (made) cooked by them (2).
※cook自体は動詞ですが、「be cooked」は「調理された」という形容する言葉なので、今回の文法ポイントでOKなのです。
3 そのビーチは、私によって、きれいにされるだろう。
ハワイ語:E maʻemaʻe ana kēia kahakai iaʻu.
英語:This beach will be (made) clean by me.
4 彼女は、彼女の友人によって、悲しまされる。
ハワイ語:Kaumaha ʻo ia i kona hoaaloha.
英語:She is saddened by her friend.
【写真:腕に着けてみた】
「~によって(名詞での理由付け)due to / because of / by」の表現方法、単体でこのレッスンを習うと、簡単だなーと思うのです。
でも、他の文章にまざったら、見分けるのが難しいかも…と復習しながら思っているところです。
例えば…
・その土地は、太陽によって(太陽が理由で)暑い。
ハワイ語:Wela ka 'āina i ka lā.
英語:The land is hot due to/because of the sun.
…というのが、今回のハワイ語の文法ポイントによる例文です。
でも、今回の文法ではなく、ただの形容詞の文章(~によっての意味ではない文章)だと、
・その土地は、この島で、暑い。
ハワイ語:Wela ka ʻāina i ka mokupuni.
英語:The land is hot in the island.
…とも訳すことができます。(「 i 」を「in, on, at」のほうの意味で訳す。)
どちらも「 i 」のあとは名詞が来ているという点でも違いはないので…
文脈による…っていうことかなぁ?とか、今のところ思っています。
【写真:この景色も、平穏なだけだった今年の2月。この景色は、今も変わんないな。】
今日はここまで!
A hui hou! See you!