Tako Poke「立方体にタコを切る」
Poke Bowl(ポケ丼)といえば、ハワイでよく見かける、マグロの漬け丼のような食べ物。マグロの他にも、サーモンだったりタコだったり、いろいろな種類があります。味付けも醤油だけではなく、あっさり塩味とか辛味ソースでマリネされていたり、バリエーションが豊か。1度でもハワイに来たら「ポケ丼」と聞いてイメージが浮かぶであろう…というくらい(生魚が苦手でなければ)、よく知られている食べ物です。
ハワイ語では、マグロのことを「アヒ (Ahi)」と言います。私は、ハワイに旅行で来ていたころは、ポケ丼のことを「アヒポケ」という名前で覚えてしまっていたこともあり、「ポケ」っていう言葉が「マグロ丼」だと勘違いしていました。
この前、学校のハワイ語の授業で、先生が「Poke」のハワイ語の意味を話していました。
「ところで、"Poke"の意味は、もともとは、”四角に切る、サイコロ状に切る”っていう意味なんだよ~!でも、今は薄く切ったタコも"Taco Poke"って言うし、海藻も丼になって"Poke Limu(ポケ・リム:リムは海藻の意味)"って言われたり!サイコロ状に切られたタコや海藻、見てみたい!」って笑って話していました。(私のハワイ語の先生、とてもかわいい朗らかな女性です)
辞書では「Poke:スライスする、薄く切る、切る(部位ごとに)」と書かれているので、今は、もともとの意味から変化したのかも?(ちなみに、ここのnoteに私が”辞書では”って書く時は、「ハワイ語→英語での意味→その日本語訳(自分なり)」なので、悪しからず…)
そのとき先生に、「食べ物をサイコロ状に切ることがPokeなの?それとも、何かをサイコロ状に切ることもPokeなの?例えば、私が木を切って四角にしたら、"Ua hoʻo poke au i ke kumulāʻau. 私は木を(四角に)切りました。"って言ってもいいのかな?」って質問したら、「食べ物以外にもPokeって使えるのか、調べてみる~!」とのことでした。
【左下から時計回りに、スパイシータコ・スモークサーモン・ハマチ…のポケ。激うまです。】
タコから話が広がるけれど…、クラスメート(アメリカ本土からハワイの学校に入学したアメリカ人)が、この話題の時に「Octopus(オクトパス・たこ)って、たしかハワイ語で"Tako"って言うんだよね!」って言ってて面白かった!
ハワイは日系移民も多いので、いろんな日本語が、ハワイ語のような英語のような…で浸透しているのも見聞きします。
クラスメートには「Tacoは日本語だよ~」って教えました。
ちなみに、ハワイ語では、タコは、Ka heʻe (the octopus) と言います!発音は「へ・エ」みたいな感じで、「へ」と「エ」の間は、短く切って読むイメージ。
【今回の写真は全部、私のお気に入りの同じお店より。】
Fort Ruger Market (ワイキキからバスで15分くらい、ダイアモンドヘッドの近くにあるお店です。)