Laua'eでレイメイキング
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11月26日(金)と12月18日(土)にウクレレオンラインレッスン ♪ Pō Laʻi Ē (きよしこの夜) を行います →詳しくはこちら
去年の春に、フラにおいて特別な意味を持つ植物 Laua`e (ラウアエ) を友人から分けてもらいました。
それがこの状態まで増殖。 ↓ ワッサワサ
このプランター以外にも、株分けしたものがぐんぐん育っています。
このラウアエが我が家にやってきた後に始まった、世の中のいろいろ。そしてここ数年、自分自身にもあった心の中のいろいろ。
気持ちが折れそうになるたびに、ただ天に向かって毎日伸びて、いい香りを放ちながら増えていくラウアエの姿に幾度となく癒されました。
そして育てている中で感じたのは、ラウアエに起こる変化が不思議なほど私自身の心の節目とリンクしていたこと。
それまでなかった胞子嚢(葉裏のぷつぷつ)を突然生み出し始めた時のことを、これからも忘れないだろうなぁ。
暖かい時期に外に置いておくと、せっかく育った小さな葉が強い風など急な天気の変化でダメになってしまうことも。そういうのを見るとなんとも言えない寂しさがありましたが、それも自然の一部なのだろうと受け入れてみたり。
ところで…通常レイメイキングをする時は、切り花を買うことがほとんどです。それでも、材料となってくれる植物や花たちの命をできるだけ大事に活かしたいと心に留めていますが
このラウアエのように自分で育んだ命を、ましてや自分のタイミングとリンクしているようにすら感じる命を、切って材料にするというのはこれまた躊躇するものだな…と育てながら思っていました。なので、自然に枯れたものや傷んだもの以外はほとんどそのままにしていました。
植物に造詣が深い方々からはそんな事当たり前だよと言われそうですが(笑)、今回自分事としてひしひしと感じたのです。
ところが先日、ふと思い立ちました。「少し傷んでる子たちを切ろう。」
始めてみたらエンジンがかかり、結構な量に。
葉先が傷んでいるものも多いので、その時はこのままサヨナラしようか…と思っていましたが
さらに数時間後。「そうだ。この葉たちをレイにしよう。」とひらめき。
実はこの翌日、代々木公園に行ってウクレレと歌を道行く人に聞いてもらおうと計画していたので (それも不思議なご縁と流れで決めてみたのですが)
そこに持っていこう!と。
(実はラウアエのレイの作り方をまだ習っていないので、こんな感じやろかいと作ってみました。)
↓ 出来上がったレイ in 代々木公園
代々木公園で見知らぬ人達に歌とウクレレを聞いてもらうというのは、自分的にはなかなかに勇気のいることでありまして
だけどもここ数年、特に去年の 家に閉じこもって(←社会情勢もあったけど)、心も何もかも身動きが取れなかった自分を思うと、その時期を見守ってくれたラウアエをレイにして携えて
一歩二歩踏み出せているのは、感慨深いものがありました。
恐る恐る乗り込んだ(笑)代々木公園も、想像していたより多くの人が声をかけてくれたり、リクエストしてくれたり、新しい出会いもあったりして
風は冷たかったけど、気持ちが温かかった…♡
一緒に代々木公園に乗り込んでくれた生徒のCさんもありがとう…(笑)
ラウアエだけでなく、植物という命を育てること、もしくは自然から頂くこと、レイにすること、自然に還すこと。
最近キーワードのように多方面から聞こえてくる「循環」という言葉が、ここでも響いてくるなぁ、と。
人間は大きな循環の中で生かされているということ。様々な命とリンクしていること。そんなことを感じたレイメイキングなのでした。
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