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どうする家康1どうする桶狭間の感想
2023年大河ドラマ、どうする家康がスタートしました。
今年1年、大河ドラマの感想など、つれづれなるままに記していきます。
昭和世代としては、徳川家康というと滝田栄さん。
ただ、当時はまだまだ子どもだったため、徳川家康のイメージは強烈でしたが、歴史感などは全くといったところ。
また、1つの作品が終わると完全リセットしていて、徳川家康、春日局、おんな太閤記などなど、繋がりもなく、全く別のドラマということでインプットされています。
それが故に、今の例も時系列バラバラでしょ。
ただ最近はSNSの影響からか、作品から作品への繋がりを感じます。
昨年の鎌倉殿の13人の最終回に、しっかり家康が登場してましたよね。
また、脇を固める役者さんたちも、前作もしくは前前作に出演していたりして、今作をどのように演じられるのかも見所と思っています。
その点では、本多忠真役の波岡一喜さん。
2021年大河ドラマ 青天を衝けのきりっとした川村惠十郎役から、飲んべえ殿と呼ばれる酒飲み家臣のイメージの変化になかなかついていけませんが、そのうち馴染んでいくのでしょうか。
そんな昭和世代の大河ドラマは、必ず主人公の幼少期から物語が始まり、1年間時間をたっぷり使って晩年で終わるという流れでした。
今回はいきなり桶狭間からスタートというところで、物語の流れや着地点がどこになるかが非常に興味深い。
また、昨年の鎌倉殿のイメージから、今回は家臣団ひとりひとりがクローズアップされる気がします。
その意味で注目しているのが、夏目広次役の甲本雅裕さん。
ネタバレは慎みますが、普段 そんなに頼りがいがあるわけでも強いわけでもない、マジメな一家臣に過ぎない人が、ある時意を決して、笑顔で…というシーンをイメージしてしまいます。
そんなシーンがうまい役者さんだと思うし、同郷の好で泣いてしまうかも…。
殿の声が若干高すぎる気もしますが、これも前作鎌倉殿の流れで、様々な経験を積み、様々な別れを経験しながら、太い家康になったときに声色もかわるかもしれませんね。
小四郎がそうだったように。
そして、個人的には、今回の見どころはなんといっても今川義元。
あぐりから好きになった野村萬斎さんの今川義元は、とにかく美しく気高く非の打ち所のない太守様ぶりで、もしも第一回で消えてしまうには非常におしい、惜しすぎる存在感です。
来週以後も、何かで登場してほしい。本当にもったいない。
ということで、話はつきませんが、今回はこの辺で。
来週は兎と狼ということで、かつて軍師官兵衛だった岡田准一さんがどんな織田信長像を見せてくれるのか、こちらを楽しみにいたしましょう。