男性心理?男性に問いたい
今日受講した源氏物語の講座の中で、あくまで講師の先生の見解ではあるけれども、通常 誕生した皇子が東宮になるか否かは生後間もなく決まるのに、光源氏は7~8歳ぐらいまでそれが決定せず、結局東宮にはなれず臣下に下ることが決定してしまい、その絶望と野心から藤壺に対して特別な感情を抱き、結果として藤壺との間に生まれた子どもがのちの帝になり、自分の野心を果たした・・・といったことをお話しされていたのですが、自分の夢や目標が敗れた後に女性に対して特別な感情を持つってことが男性にはあるの?
けど、この物語を書いたのは紫式部で女性なんだけどなあ。
それでも私には理解できない。
夢がかなわなかったことと恋愛感情って完全に別物と思っているのだけれど。
もしくは、自分の夢が破れた先にいた人があまりにも優しくて輝いていて、自分の癒しになり、それが恋に変わった。。。なら想像できなくもないような・・
自分が想う相手に帝という大きな存在がいるのに、それを飛び越えてしまう情熱もどれほどものなのだろうかと。
恋愛とは違うけど、自分の友達をモデルにした登場人物が玉鬘や女三宮っていうのも・・・友達をモデルにしている割にはどちらも結構強引に男性に詰められて・・のパターンっていうのもなあ。
当時の男女の結ばれ方が、そういうのが一般的ということか。確かに現代とは倫理観が全然違うといわれたらそうなのだろうけれども。
決して多くはないけれど、自分が誰かを好きになったきっかけを振り返ってみたけど、そうだなあ・・・ずっと片思いで苦しんでいた時に、たまたま一緒になった人がなんだか優しくてあったかくて、なんかこの人いいなあって思ったときに、相手からも好きになりそう。。って言われて恋に発展したっていうことがかつてあったから、それに光源氏のパターンが似てる・・?いやそうじゃないだろ。
うーん、男性心理は難しい。平安時代独特っていうこと?それとも現代でもありうる?