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私に必要なもの。京都くま蝉にて
私に必要なもの。
それは栄養。
栄養といっても、たくさんある。
肉体を健やかにするための栄養なのか、
心や魂を元気にするための栄養なのか。
さて、なんだろう?
どうして栄養にこだわるかというと、京都くま蝉の1日目に、
くまちゃんからこんな言葉をいただいたから。
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「あなたの目を使うなら
栄養を充分に
満たしてあげること
とことん愛してあげましょう」
「目を使う」という部分は、これを書いてくれたときに聞くことができた。
しかし栄養がわからない。
栄養について聞こうと思ったら懇親会がはじまって聞けなかったのだ。
うーん…
ホテルに帰ってじっくり考える。
それでも明確に
「これだ!」
としっくりくる栄養は思い当たらなかった。
くま蝉2日目にもらった衝撃の言葉
翌日。くま蝉2日目は教王護国寺、東寺にて行われた。
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空海さんがいらっしゃる国宝の御影堂に向かう道すがら、私は昨日くまちゃんにもらった言葉を思い出しながら、自分で考えても答えの出てこなかった意味を思い切って聞いてみた。
「私に栄養が必要って、自分を認めてあげるとか、自信みたいなことですか?」
「うううん、そうじゃなくて。
かぐやさんは自分を認めてるし、自信を持ってるし、ちゃんと自分の力を使ってる。
だけど、それを知ってる人が少ない。
少なすぎる。
周りの人からの栄養が必要なの」
はっ…
言葉を失うとはこのことか。
なんかもう、ただただ衝撃で、
衝撃が直撃して言葉が出てこなかった。
頭の中にいろんなことが駆け巡って、
スパークして、
白くなった。
「僕は今こうやってみんなに栄養をもらってる。
わかる?
かぐやさんにもこれが必要なの」
うわ…
わ
わ…
きっとそれは私が一番苦手なこと。
自分が圧倒的に行動すれば
なんとかなると思ってたし
そうしてきた。
超がつくほどの器用貧乏が災いして、なんとかなっちゃってた。
でもこの頃…
本当に、つい、最近。
もっというなら今週の月曜日に
「1人で頑張るのやめよう」
って思ったところだったのだ。
(くま蝉2日目は日曜日だった)
なんだか絶妙に疲れてしまったのと、
自分では自然と行動しちゃうんだけど、
それが周りの人には大変そうに見える時があることに気づいたから。
周りから大変に見られるのが嫌だなと思って。
「あの人、大変そうだな」って思う時、楽しくなくない?
私はみんなと楽しみたいのに、
「大変そう」って思われるのは本意じゃない。
楽しくない。
見てる人が。
そして私が。
だから止めようと思ったのだ。
くまちゃんは三日月の目をクルッとしながら私を見て笑った。
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呼んでくれてありがとう空海さん。ありがとう東寺
そうこうしているうちに空海さんのいる御影堂に到着。
「上にあがって空海さんにゆっくりお参りしよう」
くまちゃんの言葉にみんなでお堂にあがらせてもらう。
私にとって今冬4回目の東寺。
なぜかひと月の間に群馬から3日も東寺に行く用事があって、最後の日がこのくま蝉だった。(夜行バス乗りすぎてお尻が痛い)
本当は1日に1回の訪問でよかったんだけど、せっかくだからと最後は自ら東寺に行く日を増やして4回に。笑
空海さんが毎週のように(笑)繋いでくれたこのご縁とタイミングを無駄にはすまい。
これからの私の在り方と目指す世界を示してくれた東寺、教王護国寺。
そしてくま蝉でした。
すべてのご縁に心からありがとうございます!!
一緒の空間にいられた皆さま、一発で大好きになりました!!
ありがとう。
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くま蝉の様子は一緒に参加した堯友さんが詳しく書いてくださっています。
肝心のくま蝉主催者さま
くまちゃんことアニキに最初に触れたのは15年も前のこと。
感慨深すぎて泣けます…