「学びって、ビュッフェスタイルだから」
最悪な1分間。
これは就活してる中でめっちゃ響いた言葉だ。
その日は選考会の個人発表があった。
1分の発表時間で話す、アイディアを考える。
創造系の課題は大好物。
そうそうに考え、発表を楽しみにしていた。
(いや、絶対これはウケるぞぉ♡)
なんてことを考えてた。
制限時間は1分。
「私は〜のために、、、」
「終了です!」
考えの2割も伝えることが出来なかった。
(あ、詰んだかも…)
ほかの子が発表してる中で、1人反省会をする。
短い時間で本質の内容を伝えれなかった。
悔しかった。
他の企業での、個人発表では、褒められることが多く、発表に対して自信がついていた頃だ。
天狗になってた鼻が完全に折れまくった👺
自分のハングリー精神。
個人ワーク、グループワークが終わり、選考会が終了した。
いてもたってもいられず、採用担当の方にお話を聞きたいと伝えた。
採用担当の方は丁寧にお話を聞いてくれた。
そして「悔しかったんでしょ?」
私は正直に、答えた。
「悔しかったんです。選考とは別に再度発表するのでフィードバックをいただけますか?」
「いいよ」
担当の方は笑いながら、言った。
1分間の満足する発表をした。
すると、「自分で何かを得ようとして残ったんだよね」
「そうです。」
「僕はその姿勢だけで素晴らしいと思うよ。」
不安で暗かった心が、ぽっと明るくなった。
そして、こう続けた、
「学びって、ビュッフェスタイルだから」
(ビュッフェ…?)ぽかんとしてしまった。
「自分でとろうとしなければ、学ぼうと思わなければ、人は学ばないんだよ。」
「なるほど…!」
「いまの貴方は学ぼうとしてる、課題が明確になったから成長する」
(かっこいいい…!!!!!!)
この時、めっちゃメモってた。笑
大食い野郎になるために。
「今」の学びは、与えられている。
例えれば、コース料理だ。
これを食べたら、次はこれを食べなさい。
勝手に出てきて、勝手に終わる。
でも、社会に出ると違う。
色々な選択肢からとっていくんだ。
ブッフェスタイルで、キラキラ輝いている沢山の料理を自分からとっていく。
ブッフェは好きなときに好きなだけとるから、中には動かない人もいる。
沢山食べれる人は食べるし、食べない人は食べない。
でも、これって最高じゃない?
自分は、沢山食べたいって思ったら、スピード感が大切だと思うんよ。
ゆっくり食べてたら、満腹感が出てしまうから。
コース料理では、満足しないかもしれないけど。
ブッフェ式なら自分が思うようなタイミングで、速さで、思う存分食べれるんだもん。
興味を持って、学びたいと思ったら動く。
そしたら、沢山、知識が自分のものになる。
学びたいときに、学べる社会になったからこそ、出来ることだ。
つまりは、取りに行かなきゃ始まらない。
毎日、3食食べて身体を動かすエネルギーを蓄えるように、自分ももっと栄養という知識を蓄えて、自分の行動に繋がるエネルギーにしていきたいなって思うんだ。