鍵と錠と錠前〜シリーズ 鍵の用語1〜
「#鍵」という言葉は非常に一般的ですが、「鍵」と「#錠」と「#錠前」それぞれの違いをご存知でしょうか。
#建物 の #ドア や #引き出し 等に埋め込まれている #シリンダー は、一般的に「鍵」と呼ばれる事が多く、「#鍵を掛ける」という言葉もよく使われていますよね。
しかし、前述したシリンダーのような #機構・ #仕組 みは正確には「錠」・「錠前」(#lock/#ロック)という #名称 であり、そこに差して #施錠 および #解錠 を #操作 する #棒状 の #器具 こそが正しい名称で「鍵(#key/#キー)」なのです。
つまり、「鍵を掛ける」という言葉は、正確には「#錠前を掛ける」という言葉になります。
また、狭義的には、この「鍵」と「錠」がセットで「錠前」と #定義 される事もあります。
普段の生活に差し障りはなく、日常的にはこれら全てが「鍵(#かぎ)」と総称されるように使われていますが、厳密には言い間違いという事になります。
なお、#業界 では「鍵」と「錠」と「錠前」は使い分けられています。
さて、#現代 においては #技術の発展 に伴って、この棒状の器具以外にも「鍵」と言えるものが、段々と増えてきています。
例えば、#カードキー や #暗証番号 、#パスワード などですね。また、#生体認証 においては、#ヒト の #指紋 や #瞳 、#腕、#手 なども「鍵」と言えるでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?