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本当はちょっと頭が良い人なのかもしれない
まずは、この写真を見てほしい。
これはとある娯楽施設の隅にある喫煙所の吸殻入れだ。
ペットボトルや紙コップ等が入り交じっている。
これを見て思うことは
「育ちが良くない」
とか。
「頭が悪い」
とか。
他にも色々と思うことがあるかもしれない。
※勿論、この灰皿はタバコの吸殻を捨てるために設置してあるもので、それ以外の物を捨てることを想定したものではない。よって、ここにタバコの吸殻以外を捨てていい理由は断じて無い。これは前提であり、揺るがない事実である。
しかし、冷静に考えてみる。
どうして、タバコの吸殻を捨てる所に、わざわざペットボトルや紙コップ等を捨てたのか。
まずは、ペットボトル。ペットボトルは一般的に、指定されたゴミへ捨てるようになっている。
それを行うことによって、再利用できる資源を確保出来るほか、燃えるゴミで燃やす焼却炉の燃焼効率を低下させないようにしたり、温度を過度に上げないことで、設備の維持を長く保たせる等いくつものメリットがあり、環境保全に繋がるのである。
さて、この理屈を誰がどこまで知っているのだろうか。
ペットボトルを指定袋に捨ててはいるものの、なぜペットボトルが指定袋で捨てなければならないのか、真剣に考えたことはあるだろうか。
「当たり前」や「普通」というボヤけた概念に流されてはいないだろうか??
反抗的な者の一部には、そういった「疑問を持つ」という賢い頭を持った人が確かに存在する。
「なぜわざわざ指定袋に捨てなければいけないのか。ペットボトルはプラスチックであり、燃えない訳では無い。よって、プラスチックは燃えるゴミと同じであり、故に、タバコの吸殻と同じ道を辿る。」
ペットボトル以外にも、紙コップや、紙のようなものも捨てられている。
もう1箇所には、タバコの空箱が捨てられていた。
これに関しては、紙も紙コップも、空になったタバコの箱も、一般的には、燃えるゴミに捨てる。
よって、紙類を灰皿に捨てても、大きな問題は無い。
ここで私が1番言いたいことは、何が正しいかでは無い。
「なぜ、これはこうなるのか。」
これを考える癖を身につけることである。
世の中は、色んなルールがたくさん存在する。
そのルールを無思考で受け止め、何となくで行動しているちょっと頭の悪い人が意外にもたくさんいる。
そういう人に限って、通りすがりの見知らぬ人がマスクをしてなかっただけで
こいつは悪い奴だ!!!!!!!
と、決めつけてたり、
そういう人に限って、仕事量が少なく、収入が高い奴に向かって
コイツはサボっている!!
何か悪いことをしているはずだ!!!
と決めつける。
しかし、ここを俯瞰して考えてみると、必ずしもそうでは無いのかもしれないのだ。
マスクをしてない人は、外や人がいない所では外してて、3蜜のいずれなひとつ当てはまる場所ではマスクをしているのかもしれない。
仕事量が少なくて収入が高い人は、そういう仕組みにするために、ありったけの知識と知恵を振りに振り絞って血のにじむ思いで編み出したのかもしれないのであって、むしろ、我々よりも会社に対する情熱や貢献的欲求があるのかもしれない。
このように考えることができると、周りの人とは違うことをしている人の事を、必ずしも、「必ずしも、悪い人がやっているのでは無い。」
と考えることが出来る。
。。。考える事から逃げてはいないだろうか?
。。。疑うことを忘れて周りに流されていないだろうか?
1つ、例を上げる。それについて、ちょっと冷静に、疑ってみよう。
「FF外から失礼します。」
これは、Twitterを利用する人なら耳にしたことあるはず。
これは、お互い知らない人同士で話に加わる際の挨拶らしい。
ちなみに、この一言はtwitter運営が推奨しているものでもなく、海外ではそのような挨拶は無い。日本人の間だけ、浸透した独自の挨拶だ。
では、なぜ、この言葉が存在するのか。
いつ、どこから出てきたのか。
この挨拶は、SNSで本当に必要なのか。
この一言について、あなた1人で考え、自分なりの答えを導き出してみよう。
※コラム
定かではないか、指定の場所へ捨てれない人の深層心理は、公的な場所まで気を配る程の器用さを持ってないからポイ捨てを行うと聞いたことがある。