3年ぶりに本大会へ JFE東日本-オールフロンティア 第95回都市対抗野球南関東大会 第3代表決定戦
2024.6.9 埼玉県営大宮公園野球場での第95回都市対抗野球南関東大会 第3代表決定戦 JFE東日本5-1オールフロンティアの観戦レポートです。
【J】宇賀神、本定-下地
【オ】手島、志水、川邉、金子、川上-古川、柳瀬
【本】猪田(J)
【ニ】関、石原(オ)中澤(J)
JFE東日本
130キロ中盤~後半の直球、スライダー、カット、チェンジアップなどを投げます。
直球、変化球を内外に投げ分け、緩急で打ち取ります。左打者へのインスラなど変化球を上手く使えるのがいいですね。制球が良くゲームメイクできる投手です。
先発して5回、5安打、3三振、1死球、1失点。
140キロ前半~中盤の直球、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。
グイっと伸びてくる直球で内外突いてスプリットで仕留める投手です。本戦でも活躍を期待したいです。
リリーフで4回、1安打、4三振、0四死球、0失点。
腕っぷしが強く右手で捕まえるスイングで鋭い打球を放ちます。
ベテランの域に達しチームの顔ともいえる存在ですから相手チームからかなり警戒されています。本戦でもマークはきつくなるでしょうが、上位進出にはこの選手の活躍が欠かせないでしょうね。
3番サードで3-1(単打1、四死球2)。
力強いスイングで強い打球を放ちます。捕えれば長打が期待できる選手です。この選手の長打力は魅力あります。上位を打ってもおかしくない長打力です。
再現性を上げて、本戦で活躍して欲しいですね。
7番ファーストで4-1(本塁打1、打点2、四球1、三振2)。
中澤 彰太 外野手(静岡-早稲田大 177/80 右・左)
バットコントロールが上手くしっかりとヒットゾーンに打球を運べます。足も速く走塁判断の良さも目を引く選手です。
自分が何をすればいいか分かっている職人のような選手です。本戦ではこの選手の出塁が得点のカギになるでしょうね。
1番ライトで5-4(二塁打1、単打3、打点1、盗塁1)。
JFE東日本は3年ぶりに都市対抗本戦に出場を決めました。2019年に本戦で優勝したチームがここ2年南関東大会で敗れ本戦に出場できずにいました。厳しい状況に追い込まれての出場は嬉しいでしょうね。
投手、野手ともに層が厚いので投手陣が安定して打線が繋がれば、本戦での上位進出は十分にあるでしょう。
オールフロンティア
130キロ中盤~後半の直球、スライダー、スプリットなどを投げます。
キレのある直球と変化球の緩急で粘り強く打ち取る投手です。制球を磨いて社会人のレベルに順応していって欲しいルーキーです。
先発して4回、5安打、1三振、4四球、3失点。
球の捕えがいい選手です。ヒットゾーンに打球を運べるよう再現性を上げて欲しいですね。
5番サードで4-1(二塁打1、三振1)。
パワーがあり右手の押し込みが効いたスイングから強い打球を放ちます。甘く来れば長打がある選手です。ポイントゲッターとしての活躍を期待したいですね。
6番ファーストで4-2(二塁打1、単打1、打点1)。
オールフロンティアは戦力的には強豪チームに見劣りしますが、投手を中心とした守りのチームで少ないチャンスをものにしていく野球でしょうか。
投手陣は安定しているので野手陣で核になる選手が出てくると強豪チームでも油断できない存在になるのではないでしょうか。
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