エースの安定感 日本大－中央大 東都大学野球１部春季リーグ戦第３週１回戦
2024.4.30 明治神宮野球場での東都大学野球１部春季リーグ戦第３週１回戦 日本大２－１中央大の観戦レポートです。
【日】市川－南条
【中】東恩納、岩城、三奈木－野呂田
【二】角田、谷端、橘田（日）
＜得点経過＞
【３回表・日本大】
1死後角田ツーベース、続く川崎の内野ゴロで2死3塁。菊地の内野ゴロがエラーとなり角田生還、1点先制。1-0。
【６回表・日本大】
先頭の川崎内野安打、犠打で1死2塁。千田の内野ゴロが野選となり1死1,2塁。谷端のツーベースで川崎生還、1点追加。2-0。
【８回裏・中央大】
先頭の佐藤豪センター前ヒット、犠打で1死2塁。橋本のセンター前ヒットとエラーで佐藤豪生還、1点返すもここまで。2-1。
日本大
130キロ中盤～後半の直球、カーブ、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。
キレのある直球と球持ちが良く変化球が打者の手元で曲がる変化球のコンビネーションで打ち取ります。キレのあるスライダー、ツーシームなどの変化球を上手く使えます。
フォームが安定して再現性があり制球が安定しています。打者のタイミングを崩すのが上手く連打を許さない極上の安定感が魅力の投手です。
先発して９回、７安打、２三振、１四球、１失点。
パンチ力があって捕えれば長打がある選手です。好機で決められるのがこの選手の魅力でしょうか。再現性を上げていきたいですね。
３番サードで４－１（二塁打１、打点１、三振２）。
ミートセンスがあり球の捕えがいい選手です。中心選手として、中軸としての活躍が期待されます。
５番DHで４－１（二塁打１）。
バットを短く持ち各打席ともしっかり球を捕えてきます。繋ぎの仕事ができるのがこの選手の良さです。守備も安定していてチームには欠かせない選手ですね。
８番ショートで３－１（二塁打１）
日本大は第３週が終了して３勝３敗で勝ち点１。自力優勝は厳しくなりましたが、わずかに優勝の可能性を残しています。エースの市川投手が安定しているだけに２回戦の先発投手がカギを握りそうです。榎谷投手に期待でしょうか。
中央大
130キロ後半の直球、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。
変化球のキレが良く低めに制球できるのが１年生らしからぬ非凡な点です。 凄みはないが抑えてしまう 打者を打ち取るコツがわかっているかのような大人の投球ができる投手です。直球に力強さ加われば東都でも勝てる投手になるのではないでしょうか。今後も注目したいです。
先発して５回2/3、３安打、４三振、０四球、２失点。
140キロ前半の直球、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。
腕を振って伸びのある直球と変化球の緩急で打ち取る投手です。スライダーでカウント取れるのもいいですね。今季のクローザーでしょうか。
リリーフで２回、１安打、１三振、０四球、０失点。
ミートセンスあり各打席ともしっかり捕えてヒットゾーンに打球を運べます。 自分のミートポイントでアジャストできるのがこの選手の魅力でしょう。今後が楽しみな選手です。
１番センターで４－３（単打３）。
軸がブレないスイングで変化球にもしっかりアジャストできる選手です。盗塁できる足の速さもいいですね。
４番レフトで４－１（単打１、盗塁１）。
中央大は第３週が終了して５勝２敗で勝ち点２。首位の青学戦も残しているので地力優勝の可能性は十分にあります。千田、東恩納、子安らの投手陣は調子いいようですし、打線も橋本、皆川、櫻井の上位打線は強力です。2019年秋以来の優勝に期待したいですね。
記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。
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