タイブレークでの決着 国士舘大-拓殖大 東都大学野球2部秋季リーグ戦第3週1回戦
2024.9.23 大田スタジアムでの東都大学野球2部秋季リーグ戦第3週1回戦 国士舘大5-2拓殖大(延長10回タイブレーク)の観戦レポートです。
【国】小野寺、市村、小西彩-川副
【拓】内山、坂本、浜口、原口-田中聡
【三】比嘉(国)
【二】染谷(国)五十嵐(拓)
国士舘大
130キロ中盤の直球、スライダー、ツーシーム、チェンジアップなどを投げます。
力感ないフォームから内外突くキレのある直球と抜けのいいチェンジアップなどの変化球の緩急で打ち取ります。安定感のある投球が光る投手です。
先発で8回、8安打、5三振、6四死球、2失点。
思い切りの良い振り切るスイングで強い打球を放つ選手です。ポイントゲッターとして打点を稼いでいきたいですね。
5番サード4-2(単打2、打点1、犠打1)。
ミート力は健在でヒットゾーンに打球を運んできます。甘い球は長打を放てます。この日は3番を打っていましたが、再現性があるので春のように1番を打っても面白いと思います。
3番ライトで3-2(二塁打1、単打1、三振1)。
しっかりと振り切るスイングで球を捕えて、ライナー性の打球を放ちます。打線の中心としての活躍を期待したいです。
4番センターで3-1(単打1、四球2)。
国士舘大は第3週が終わって1勝5敗勝ち点0の最下位です。
厳しい戦いが続いていますが、染谷、山下来、坂井の打線の中軸はしっかりしています。投手陣が安定してくれば勝ちが見えてくることでしょう。
拓殖大
130キロ中盤の直球、スライダー、チェンジアップなどを投げます。
内外突くキレのある直球と変化球の緩急で打ち取ります。チェンジアップをいい高さから落とせる投手です。ストライク先行でテンポのいい投球が目を引きます。
先発で5回1/3、6安打、3三振、0四球、1失点。
130キロ中盤の直球、カーブ、スライダーを投げます。まずまずの威力ある直球と変化球の緩急で打ち取ります。球速表示以上に打ちづらいサイドスロー投手です。リリーフで1回2/3、0安打、0三振、1四球、0失点。
130キロ中盤の直球、スライダー、スプリットなどを投げます。
しっかり腕を振って投げっぷりのいい投手です。キレが良くストンと落ちる
スプリットが光ります。リリーフの適性がある投手だと思います。
リリーフで2回1/3、3安打、1三振、3四球、4失点。
しぶとくセンター中心に打ち返してくる選手です。繋ぎのバッティングでチャンスを広げて欲しいですね。
2番サードで6-2(単打2、三振1)。
軸がブレずにしっかり球を叩くスイングができる選手です。ボール球に手を出さずに四球を取れる選球眼の良さも目を引きます。この選手も更なる活躍を期待したいです。
3番セカンドで2-1(単打1、四球2、犠打1、三振1)。
拓殖大は第3週が終わって3勝4敗の勝ち点1です。
まだまだ優勝の可能性はありますし、しぶとい戦いができるので優勝争いがもつれれば力を発揮しそうです。まずは投手陣が失点を防ぎたいですね。
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