見出し画像

全員野球で優勝 東京農業大-東洋大 東都大学野球2部春季リーグ戦第3週2回戦

2024.5.27 川崎市等々力球場での東都大学野球2部春季リーグ戦第3週2回戦 東京農業大11-9東洋大の観戦レポートです。

【農】菊池慎、上原律、佐藤実、府川、岡部-小原
【洋】南、伊藤、土肥、野中、八巻-藤山、藤本、高山
【二】菊地希(農)

<得点経過>
【1回表・東京農業大】
1死後江川のライト前ヒット、続く當山の四球で1死1,2塁。菊地希のツーベースで江川生還、1点先制。なおも1死2,3塁。和田のセンター前ヒットで當山生還、1点追加。なおも1死1,3塁。重政の内野ゴロがエラーとなり菊地希生還、1点追加。なおも1死1,2塁。黒田四球で1死満塁。小原のレフト前ヒットで和田生還、1点追加。なおも1死満塁。古川のライト前ヒットで重政生還、1点追加。なおも1死満塁。酒井の犠飛で黒田生還、1点追加。合計6点。6-0。
【2回表・東京農業大】
先頭の當山センター前ヒット、菊地希の犠打で1死2塁。和田の内野ゴロで2死3塁。ワイルドピッチで當山生還、1点追加。7-0。
【3回裏・東洋大】
先頭の馬場死球、続く前高のライト前ヒットで1死1,2塁。山田のレフト前ヒットで無死満塁。船曳の犠飛で馬場生還、1点返す。なおも1死1,3塁。冨安の犠飛で前高生還、1点追加。合計2点。7-2。
【5回表・東京農業大】
先頭の小原四球、古川の犠打で1死2塁。酒井の内野ゴロがエラーとなり1死1,3塁。江川の犠飛で小原生還、1点追加。なおも2死1塁。當山四球で2死1,2塁。パスボールで2死2,3塁。菊地希四球で2死満塁。和田のセンター前ヒットとエラーで3者生還。合計4点。11-2。
【6回裏・東洋大】
先頭の佐久間四球、代打片岡レフト前ヒットで無死1,2塁。飯田四球で無死満塁。1死後山田押し出しの死球で佐久間生還、1点返す。なおも1死満塁。馬込のライト前ヒットで2者生還、2点返す。なおも1死1,3塁。代打金刺の犠飛で山田生還、1点返す。合計4点。11-6。
【9回裏・東洋大】
先頭の代打楠ライト前ヒット、続く代打藤井ライト前ヒットで無死1,2塁。佐久間のレフト前ヒットで無死満塁。高山の犠飛で楠生還、1点返す。なおも1死1.2塁。飯田のライト前ヒットで1死満塁。嶋村のレフト前ヒットで2者生還、2点返すもここまで。合計3点。11-9。

東京農業大

菊池 慎志 投手(2年 本庄東 179/72 右・右)

130キロ中盤~後半の直球、カーブ、チェンジアップなどを投げます。

キレのある直球と変化球の緩急で打ち取る投手です。この日は制球に課題を残しました。今後に期待したいですね。

先発して3回、3安打、1三振、4四死球、2失点。


菊地 希 内野手(4年 横浜隼人 174/88 右・右)

腕っぷしが強く、力強いスイングから鋭い打球を放ちます。甘く来れば長打がある選手ですね。打線の中心として入替戦でも活躍してもらいたいです。

4番ファーストで3-1(二塁打1、打点1、四球2、犠打1)。


和田 泰征 内野手(4年 習志野 183/85 右・左)

ミート力があり、素直にバットが出てセンター方向に弾き返してきます。球の捕えがいい選手ですね。

5番サードで4-2(単打2、打点3、四球1)。


當山 航大 外野手(2年 滋賀学園 170/80 右・左)

フルスイングからライナー性の強い打球を放つ選手です。しっかり四球を取れるのもいいですね。

3番レフトで3-2(単打2、四球3)。


東京農業大は9勝3敗、勝点4で優勝しました。2部昇格後1シーズンで優勝とは凄いです。飛びぬけた選手はいませんが、全員野球で掴んだ優勝と思います。打線は各打者しっかり球を捕えてきますね。

1部の壁は厚いと思いますが、入替戦も全員野球で臨んで欲しいですね。


東洋大

南 恒誠 投手(1年 大阪桐蔭 187/90 右・右)

130キロ後半~140キロ前半の直球、カーブ、カット、ツーシームなどを投げます。

キレある直球と変化球の緩急で打ち取る投手です。この日は大量失点しましたが、しっかりと腕が振れ、球自体は悪くないので単調にならないように気を付けたいですね。秋に期待です。

先発して3回、6安打、0三振、4四死球、7失点。


八巻 弓真 投手(1年 狭山清陵 178/77 右・左)

130キロ後半~140キロ前半の直球、スライダー、カット、スプリットなどを投げます。

しっかりと腕が振れ、力強い直球と曲がりのいい横滑りするスライダーが目を引く投手です。この投手は今後も注目いていきたいですね。

リリーフで2回、0安打、2三振、2四死球、0失点。


前高 翔太 内野手(2年 熊本工 180/80 右・左)

ミート力があり、しっかり球を叩けるスイングをします。この日は負傷で交代しましたが、もう少し観たかった選手です。

2番セカンドで2-1(単打1、犠打1)。


船曳 烈士 内野手(4年 大阪桐蔭 173/83 右・右)

パワー溢れる力強いスイングからしっかりと球を捕え鋭い打球を放ちます。この選手も打線の軸としての活躍を期待したいです。

4番ファーストで1-1(単打1、打点1、犠飛1、四球1)。


東洋大は7勝6敗、勝点3で3位で終えました。一條、岩崎、島田らの豊富な投手陣は2部では抜けていると思われましたが、投打がかみあわなかったのでしょうか、不本意な春シーズンとなりました。

選手層は厚くチーム力は高いので、秋シーズンに期待したいですね。



記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。

この記事が参加している募集

サポートどうぞよろしくお願いします。いただいたサポートは野球観戦の活動費として使わせていただきます。