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全員野球で逆転 横浜商-横浜商大高 春季神奈川大会・3回戦

2024.4.13 サーティーフォー保土ヶ谷球場での高校野球春季神奈川大会・3回戦 横浜商(Y校)4-2横浜商大高の観戦レポートです。

【商】磯貝-鈴木棟
【Y】平野、石井波-門脇
【二】小林、鈴木健、三宅(商)

<得点経過>
【1回表・横浜商大高】
先頭の小林レフト前ヒット、犠打で1死2塁。2死後鈴木健の内野ゴロがエラーとなり小林生還、1点先制。1-0。
【3回表・横浜商大高】
先頭の小林ツーベース、犠打で1死3塁。三宅の犠飛で小林生還、1点追加。2-0。
【6回裏・Y校】
1死後嶋田四球、2死後橘のレフト前ヒットで2死1,2塁。岡本四球で2死満塁。村上のセンター前ヒットで嶋田生還、1点返す。なおも2死満塁。石井波のライト前ヒットで2者生還、2点返し逆転。なおも2死1,3塁。代打成田のライト前ヒットで村上生還、さらに1点追加。合計4点。2-4。

横浜商(Y校)

石井 波琉斗 投手(3年 ?/? 右・右)

130キロ中盤くらいの直球、カーブ、スライダー、ツーシームなどを投げます。

直球と変化球の緩急で打ち取ります。浮いてから落ちる独特の軌道のカーブを上手く使える投手です。

リリーフで6回、4安打、4三振、4四球、0失点。

村上 那和 内野手(3年 ?/? 右・右)

しぶとく繋いで、チームプレーができる選手です。気持ちが全面に出る選手で、この選手が活躍するとチームが盛り上がります。

7番ファースト2-1(単打1、打点1、死球1、犠打1)。


横浜商(Y校)は飛び抜けた選手はいませんが、全員野球で繋いでくるチーム。この先の戦いは楽ではないですが、夏に繋げて欲しいですね。Y校が強いと神奈川の高校野球が盛り上がります。


横浜商大高

磯貝 駿乃介 投手(3年 ?/? 左・左)

130キロ中盤~後半くらいの直球、スライダー、カット、ツーシームを投げます。

ゆったりとした投球フォームですがショートアームからしっかりリリースしてきます。キレのある直球と打者の手元で曲がる変化球のコンビネーションで打ち取る投手です。

直球で差し込めますし、チェンジアップで空振りを取れます。昨年夏に観戦した時より球筋のキレ味は増していました。落ち着いたマウンドさばきも目を引きます。

最後の夏に向けて制球が安定してくれば無駄な失点も減るでしょう。2回り目、3回り目をどう抑えるかが課題ですかね。

先発して8回、5安打、10三振、8四死球、4失点。


鈴木 棟治 捕手(3年 ?/? 右・右)

ミートセンスがあってしぶとく繋いでチームバッティングができる選手です。捕手としてもまずまずの強肩です。


8番キャッチャーで4-2(単打2、三振1)。


三宅 嵩悟 内野手(3年 ?/? 右・右)

動きが良く安定した守備が目を引くショートです。バッティングでも軸がブレないスイングで甘く来れば長打が打てます。

3番ショートで3-1(二塁打1、打点1、犠飛1)。


鈴木 健治 内野手(3年 ?/?右・右)

パンチ力があって捕えれば長打が期待できる選手です。再現性をアップさせて打点を稼げる選手になってもらいたいです。

4番サードで4-1(二塁打1)。


小林 和正 外野手(3年 ?/? 右・左)

無駄な動きが少なく、素直にバットが出て球の捕えがいい選手です。バットコントロールが良くヒットゾーンに打球を運べます。

この選手が出塁すると打線が機能しそうです。出塁率を上げて得点に絡みたいですね。

1番センターで5-2(二塁打1、単打1)。


横浜商大高は投打に力のあるチーム。個々の能力ではY校を凌いでいたと思います。

夏はノーシードですが、磯貝投手がかなり成長していますし、夏までにもうひと伸びしているようだとシード校を下すことも十分あるでしょうね。打線ももう一段高みを目指して欲しいです。夏の組み合わせが楽しみになるチームです。


記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。

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