JR対決を制したのは JR東日本東北-JR西日本 第95回都市対抗野球大会・1回戦
2024.7.20 東京ドームでの第95回都市対抗野球大会・1回戦 JR東日本東北5-2JR西日本の観戦レポートです。
【東】小島、工藤-小鷹
【西】花村、末野、大畑、江原、中岡-安田
【本】大西2(東)田村(西)
【三】大倉(西)
【ニ】大保(東)
JR東日本東北
130キロ中盤~後半の直球、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げます。
力強い直球と変化球を緩急をつけ内外に出し入れしてきます。チェンジアップを早いカウントから投げ込み、使い方が上手い投手ですね。制球も良く安定感があります。補強選手としていい活躍をしました。
先発して6回、6安打、6三振、1四球、2失点。
140キロ前半の直球、カーブ、スライダーを投げます。
右サイドからゆったりとしたモーションから右足の着地が粘れ、打者のタイミングを外してきます。直球と変化球の緩急を使って外の出し入れで打たせて取る投手です。
リリーフで3回、4安打、2三振、1四球、0失点。
ミートセンスがあってセンター返しのスイングが目を引きます。この選手が出塁すると得点源になるでしょう。出塁率を上げていきたいですね。
1番ショートで5-1(単打1)。
パンチ力があり捕えれば長打があります。この日は満塁を含む2本のホームランを放ちました。中軸としてポイントゲッターの活躍を期待したいですね。
5番ファーストで4-2(本塁打2、打点5、三振2)。
JR東日本東北は投手陣が安定していてディフェンスがしっかりしたチーム。次戦(対日本製鉄かずさマジック)も勝ってベスト8に進出しました。打線に繋がりが出てくれば準々決勝以降も楽しみになります。今後の戦いに期待したいですね。
JR西日本
130キロ後半~140キロ中盤の直球、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げます。
ゆったりとしたフォームからしなやかな腕の振りでキレの良い直球と変化球の緩急で打ち取るで投手です。
リリーフで2回1/3、2安打、2三振、2四球、1失点。
140キロ後半の直球、スライダー、ツーシームを投げます。
しっかり腕を振って威力ある直球と変化球の緩急で打ち取ります。右打者の外にグイっと伸びてくる直球が目を引く投手です。
リリーフで4回、1安打、6三振、0四球、0失点。
140キロ後半~150キロ前半の直球、ツーシーム、スプリットを投げます。
しっかり腕が振れさらに鋭くリリースして、スドンとくる力強い直球を内外に決めてきます。決め球にスプリットを持っているのもいいですね。本来クローザーとして起用したかった投手ではないでしょうか。
リリーフで2/3、0安打、1三振、1四球、0失点。
ミート力があって打球をヒットゾーンに運べる選手です。ショートの守備も安定していますね。チームの主力選手として今後に期待したいです。
1番ショートで5-2(単打2、三振1)。
パンチ力がありフルスイングが目を引く選手です。捕えれば長打がありますね。強打の2番打者として今後も期待したいですね。
2番ファーストで5-1(本塁打1、打点1、三振2)。
腕っぷしが強く力強いスイングから鋭い打球を放ちます。チームとしてはこの選手前にランナーを置きたいですね。
4番サードで4-2(単打2、打点1、三振1)。
JR西日本は後から出てくる投手が好投手ばかりで、初回の満塁ホームランがなければという感じでした。秋の日本選手権に向けて打線を強化して、巻き返して欲しいです。
都市対抗に出てくるチームはどのチームもディフェンスは固く、大量失点するゲームはあまりないのですが、東京ドームはホームランが出やすくこのゲームを決めたのはホームランでした。
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