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勢いある杏林大 国際武道大-杏林大 第20回関東地区大学野球選手権大会・1回戦

2024.11.6 横浜スタジアムでの第20回関東地区大学野球選手権大会・1回戦 国際武道大0-2杏林大の観戦レポートです。

【杏】松本悠、岩井-酒井
【国】松山、松井、山口-櫻内

<得点経過>
【1回表・杏林大】
2死後若井ツーベースで2死2塁。坂井四球で2死1,2塁。井圡のライト前ヒットで若井生還、1点先制。1-0。
【3回表・杏林大】
1死後浦本センター前ヒット、続く若井四球で1死1,2塁。2死後ワイルドピッチと悪送球で浦本生還、1点追加。2-0。

杏林大

松本 悠希 投手(3年 細田学園 173/71 右・右)

130キロ後半~140キロ前半くらいの直球、カーブ、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。
リリースがしっかりしていて伸びのある直球は威力がありスライダーは鋭く曲がる馬力のある投手です。直球で押し込んでスプリットで決める投球ができるのがこの投手の強みです。新チームでも注目していきたい投手です。
先発で7回、4安打、9三振、3四死球、0失点。


岩井 拓巳 投手(3年 東京成徳大高 177/72 左・左)


130キロ中盤の直球、スライダー、ツーシーム、チェンジアップなどを投げます。
2段モーションから内外突く直球にキレがあり、変化球を交え外の出し入れができる左腕です。
リリーフで2回、0安打、1三振、0四球、0失点。


浦本 大河 内野手(3年 松山聖陵 175/75 右・左)

バットコントロールが上手くヒットゾーンに打球を運べる選手です。守備でもフットワーク、スローイングが安定していて再三の守備機会をきっちり処理しました。新チームでも期待したいです。2番ショートで4-2(単打2、三振1)。


若井 大陽 内野手(4年 つくば秀英 176/80)

しっかりスイングして球を叩ける選手です。セカンド守備も安定していますね。次のステージでも活躍を期待したいですね。
3番セカンドで2-1(二塁打1、四球1)。


杏林大は勢いのあるチームでした。東京新大学リーグで3位ながら関東選手権常連の国際武道大に勝ち切りました。続く準々決勝では白鷗大に敗れましたが、関東選手権で2試合戦った経験は新チームにも活きてくるでしょう。新チームの躍進に期待したいですね。

国際武道大

松山 哲 投手(2年 東海大福岡 ?/? 左・左)


130キロ中盤の直球、スライダー、ツーシーム、チェンジアップなどを投げます。
しっかり腕を振って直球と変化球の緩急を使える左腕です。
先発で3回、3安打、5三振、2四球、2失点。


松井 大河 投手(3年 遊学館 175/72 右・右)

130キロ後半の直球、スライダー、シンカーを投げます。
ヒールアップしてモーション途中からクイック気味になり打者がタイミングを合わせづらいサイドスローです。直球と変化球内外に投げ分け打ち取ります。この日はリリーフで好投しました。先発もできる投手なので、新チームでも山口投手とともに期待したいです。
リリーフで5回2/3、2安打、4三振、1死球、0失点。


渡部 海夢 外野手(4年 東海大甲府 178/86 右・左)
パンチ力があり、しっかり振り切るスイングから長打を打てる選手です。次のステージでも期待したいですね。
3番レフトで4-2(単打2)。


国際武道大は強力打線が機能せず1回戦で敗退となりました。このチームの戦力であれば明治神宮大会に進出してもおかしくないのですが、日本一過酷なトーナメント(筆者が勝手に思っているだけですが)を勝ち抜くのは容易ではないですね。
新チームも山口、松井の両エースに若山選手が中心の打線で強力なチームができると思います。来春も千葉県リーグを盛り上げて欲しいです。


記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。

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