都市対抗本戦に向けて1 明治安田-JR東日本 第95回都市対抗野球東京都代表チーム壮行試合
2024.6.30 大田スタジアムでの第95回都市対抗野球東京代表チーム壮行試合 明治安田3-3JR東日本の観戦レポートです。
【明】竹田、中尾、松下、中﨑-森川
【J】村上、山﨑、谷、西居、西田、高山-渡辺、辻野
【本】中川(明)
【ニ】森川(明)山内(J)
都市対抗本戦前の壮行試合なので得点経過の詳細は割愛します。
明治安田
140キロ前半の直球、カーブ、カット、ツーシームなどを投げます。
ゆったりとしたフォームからキレのある直球と変化球のコンビネーションが良く、内外の出し入れで打ち取る投手です。
球速で抑えるタイプではないので、制球力がカギになってくるでしょうね。
130キロ後半~140キロ前半の直球、スライダー、ツーシームなどを投げます。
直球と変化球のコンビネーションで打ち取る投手です。投球モーションを2段、1段と使い分け、打者のタイミングを狂わせてきます。
この投手もコントロールが生命線になってくるでしょうね。
140キロ前半~中盤の威力直球で押すパワーピッチが魅力あります。ピンチでは腕を振ってギアを上げる投球ができます。
リリーフでの登板になると思いますが、都市対抗本戦でも活躍を期待したいです。
柔らかいバットスイングから球を包みこむように捕えます。捕まえれば一発長打があります。センターからから左方向に引っ張りのバッティングが光ります。
守備でもハンドリングが上手く流れるような動きが目を引きます。
この選手はプロに入ってプレーしたらどうなんだろうと妄想してしまいます。都市対抗本戦でも貴重な補強選手になるのではないでしょうか。
明治安田は中軸以降に長打力がある選手がずらりと並ぶ強力打線です。つながった時はビッグイニングが作れそうです。カギを握るのは投手陣です。この日投げた投手の他にも好投手はいますが、誰を軸に回すのかでしょうか。
投手陣が安定してくれば都市対抗本戦でもいい戦いができるでしょうし、上位進出も見えてきます。
JR東日本
130キロ後半の直球、カーブ、スライダー、スプリットなどを投げます。
リリースがしなやかで、内外突く直球と変化球の緩急で粘り強く打ち取る投手です。本戦では試合を作る投球に期待したいですね。
140キロ中盤の伸びのある直球と少し動くツーシームのコンビネーションで打者のタイミングを外す投球が目を引く投手です。
本戦でも登板はあると思いますが、ルーキーの活躍に期待したいです。
左サイドから130キロ中盤の直球、スライダー、ツーシームなどを投げます。
両コーナーを幅広く使う配球の上手い投手です。先発、リリーフどちらでもこなせますし、本戦では期待したい投手の一人です。
140キロ前半の直球、スライダー、スプリットなどを投げます。
内外突く直球と変化球の緩急で打ち取る投手です。以前より変化球を上手く使うようになり安定感が増したように思います。
しっかりトップを作ってバットヘッドが走るスイングから強い打球を放ちます。大型選手ですが、バットコントロールが上手く変化球にも対応できる選手です。
都市対抗本戦では中軸としてこの選手の活躍が勝敗の行方を左右しそうです。
球の捕えの上手さは相変わらずで、各打席ともしっかり捕えてきます。甘く来れば長打があります。チャンスで回ってくることも多いと思いますが、走者を返すバッティングに期待したいですね。
甘い球はしっかり打ち返してきますし、直球、変化球とも捕えてくるバットコントロールの上手さが光ります。
ベテラン健在ですし、この選手が下位打線にいたら相手チームは嫌でしょうね。もともと外野手ですが、この日はサードの守備も無難にこなしていました。
JR東日本はチームとしていい仕上がりと思います。投手陣は豊富で駒が揃っています。各々が自分の役割を果たせるかでしょうね。打線もしっかり繋いで集中打が出ます。
都市対抗前の評判が高くなくても毎年上位に来るチームですし、ワンチャン、ツーチャンを活かして逃げ切る戦いができれば、今年も上位が見えてくると思います。
記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。
この記事が参加している募集
サポートどうぞよろしくお願いします。いただいたサポートは野球観戦の活動費として使わせていただきます。