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力のある両チーム 立正大-拓殖大 東都大学野球2部春季リーグ戦第3週2回戦

2024.5.27 川崎市等々力球場での東都大学野球2部春季リーグ戦第3週2回戦 立正大1-0拓殖大の観戦レポートです。

【立】梅田-田近
【拓】内山、佐々木-田中聡

<得点経過>
【2回表・立正大】
1死後古谷センター前ヒットで1死1塁。熊谷のライト前ヒットで1死1,3塁。田近のスクイズで古谷生還、1点先制。1-0。

立正大

梅田 健太郎 投手(4年 横浜隼人 181/88 右・右)

140キロ前半~中盤の直球、カーブ、カット、ツーシーム、スプリットなどを投げます。

しっかりリリースしてグイっと伸びてくる直球を中心に変化球都の緩急で打ち取ります。

内外突く直球と後半は緩急を上手く使う投球で拓殖大打線を完封しました。安定したエースの投球でした。入替戦でもこの投手を中心にいくことになりそうですね。

先発して9回、3安打、7三振、0四死球、0失点。


熊谷 大生 内野手(3年 松商学園 178/83 右・右)

この選手はミート力があって逆方向に強く打てるのがいいですね。上位を打ってもおかしくないと思います。

7番サードで4-2(単打2)。


三好 元気 外野手(1年 聖光学院 175/75 右・右)

振り切るスイングでセンター中心に打ち返してきます。打線の中心としての活躍を期待したいですね。

3番レフトで3-2(単打2、犠打1)。


立正大は4勝9敗勝ち点1で2部最下位で終わりました。最下位で終わる戦力ではないと思うのですが、やはり戦国東都は一筋縄ではいかないですね。

秋は投手は梅田君、野手は飯山君を中心に立て直して欲しいですね。


拓殖大

内山 将 投手(3年 九州国際大付 172/75 左・左)

130キロ中盤~後半の直球、スライダー、スプリットなどを投げます。

キレの良い直球と変化球を内外に投げ分け打ち取ります。制球が良く安定感がありゲームを作れる左腕です。

先発して6回、9安打、2三振、2四球、1失点。


佐々木 康 投手(4年 青藍泰斗 178/70 右・右)

140キロ中盤の威力ある直球、ドロンと曲がるスライダー、カットでパワーピッチができる投手です。

ショートアームで球の出どころが見づらく右打者の外にビシッと決まる直球が目を引く投手です。この投手はリリーフとしての適性があるように思います。今後も注目していきたいです。

リリーフで3回、0安打、3三振、0四死球、0失点。


河野 力 内野手(3年 呉港 182/90 右・右)

パワフルなスイングから鋭い打球を放ちます。甘く来れば長打が期待できます。直球に振り負けていないのがいいですね。

この選手は再現性が身に付けば十分中軸を打てると思います。

6番DHで3-2(単打2、三振1)。


國井 勇斗 内野手(4年 相洋 175/77 右・左)

この日は結果が出ませんでしたが、球の捕えがいい選手です。動きが良く安定したショートの守備も目を引きます。

8番ショートで3-0(三振1)。


拓殖大は5勝8敗勝ち点2の5位で春シーズンを終えました。ここも投打共に力があり、上位争いをしてもおかしくない戦力だったと思います。

佐々木君や河野君には伸び代を感じますし、秋にはさらに進化した姿を見たいですね。



記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。

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