優勝へ望みを繋ぐ法政 東京大－法政大 東京六大学野球秋季リーグ戦第５週１回戦
2024.10.12 明治神宮野球場での東京六大学野球秋季リーグ戦第５週１回戦 東京大０－16法政大の観戦レポートです。
【東】鈴木太、森岡、江口直、松本慎、佐伯、前田－杉浦
【法】篠木、安達、藤森－中西祐
【本】松下、武川（法）
【三】熊谷、内海（法）
【二】中津（法）
＜得点経過＞
【３回裏・法政大】
先頭の石黒センター前ヒット、続く熊谷のバントヒットで無死1,2塁。中津の犠打で1死2,3塁。2死後松下のセンター前ヒットで２者生還、2点先制。0-2。
【５回裏・法政大】
先頭の熊谷ライト前ヒット、2塁盗塁成功で無死2塁。中津の内野ゴロで1死3塁。内海四球で1死1,3塁。松下のレフトへのスリーランホームランで3点追加。0-5。
【７回裏・法政大】
先頭の松下死球、続く鈴木の犠打で1死2塁。武川死球で1死1,2塁。中西祐四球で1死満塁。代打山下押し出しの四球で松下生還、1点追加。なおも1死満塁。石黒のセンター前ヒットで武川生還、1点追加。なおも1死満塁。熊谷の走者一掃のスリーベースで3点追加。なおも1死3塁。中津のツーベースで熊谷生還、1点追加。なおも1死2塁。内海のスリーベースで中津生還、1点追加。なおも1死3塁。松下のレフト前ヒットで内海生還、1点追加。なおも1死1塁。鈴木の内野ゴロでランナー入れ替わり2死1塁。武川のレフトへのツーランホームランで2点追加。合計10点。0-15。
【８回裏・法政大】
先頭の代打朝倉死球、代走の藤森康2塁盗塁成功で無死2塁。熊谷の外野フライで1死3塁。中津の犠飛で藤森康生還、1点追加。0-16。
法政大
140キロ前半の直球、カーブ、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。
威力ある直球とキレが増してきた変化球の緩急が使えるようになってきました。勝負どころで腕が振れギアを上げ投球のメリハリをつけられます。安定感が出てきて、ドラフト上位候補にふさわしい投手になりました。
先発で７回、２安打、９三振、２四球、０失点。
140キロ中盤の伸びのある直球が目を引きます。しっかり腕を振って投げっぷりのいい投手です。
リリーフで１回、１安打、１三振、１死球、０失点。
ミート力があり左右に打ち分けられるバッティングセンスが目を引きます。再現性がありますし、今後も注目していきたい選手です。
２番セカンドで６－４（三塁打１、単打３、打点３、盗塁１）。
前捌きの大きい力強いスイングで鋭い打球を放ちます。一振りで仕留める鋭さが身に付いてきたように思います。このままいけば来年のドラフト候補になり得るでしょうね。
５番サードで４－３（本塁打１、単打２、打点５、死球１）。
力みがなく素直にバットが出てしっかり球を捕えてきます。甘い球は長打にできますし、体幹の強さが増して来たらもうワンランク上の選手になるのではないでしょうか。
３番センターで３－２（ニ塁打１、単打１、打点２、四球１、犠打１）。
法政大は第６週が終了して６勝４敗勝ち点３で３位です。
自力優勝はなくなりましたが、かろうじて優勝の可能性を残します。篠木、吉鶴の左右のエースがいて打線も松下を中心に好調です。次戦の明治大戦で勝ち点を取って最良の形でシーズンを締めくくりたいですね。
東京大
130キロ中盤～後半の直球、カーブ、スライダー、ツーシームを投げます。
しっかり腕を振って内外突く直球にまずまず力がありと変化球の緩急で打ち取る投手です。先発として試合を作って欲しいですね。
先発で５回、７安打、１三振、３四死球、５失点。
ミートセンスがあり左右に打ち分けられる選手です。繋ぎのバッティングが光ります。今後が楽しみです。
８番ファーストで３－２（単打２）。
東京大は第６週が終了して２勝８敗勝ち点０で６位です。
この日の翌日の２回戦は見事に法政から勝利しました。今季、慶應、法政からそれぞれ１勝づつ挙げているのが光ります。攻撃はまずまずである程度得点は取れますので、投手陣の踏ん張りが勝利へのカギになります。アンダースローの渡辺投手が調子を上げているので、次戦の立教戦が楽しみです。
記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。
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