快勝で2回戦へ 明星-聖パウロ学園 秋季東京大会・1回戦
2024.10.5 スリーボンドベースボールパーク上柚木での秋季東京大会・1回戦 明星3-0聖パウロ学園の観戦レポートです。
【聖】宮澤、大久保-片江
【明】寺澤-坂野
【三】永田(明)
明星
120キロ後半~130キロ前半くらいの直球、カーブ、スライダー、チェンジアップなどを投げます。
ゆったりとした投球モーションからテンポよく投げ込む左腕です。内外突く直球と変化球の緩急で打ち取ります。球持ちが良く打者がボール球につられてしまいます。ここがこの投手の良さですね。また簡単にスライダーでカウントを取れるのもいい所です。直球に力強さが出てくると安定感が増してくると思います。
先発で9回、5安打、6三振、2四球、0失点。
ミートセンスがありヒットゾーンに打球を運べます。浮いた変化球も上手く捕えてきます。
6番サードで4-2(単打2、打点1、三振2)。
この選手は軸がぶれずにしっかり球を叩くスイングができます。パワーが備わってきたら長打も打てると思います。攻撃の核としての活躍を期待したいです。
3番センターで4-2(三塁打1、単打1、打点2、三振1)。
明星は抜きんでた選手はいませんが粘り強く戦うチームです。この先は厳しい戦いが続くと思いますが、最後まで諦めない野球で1つでも多く勝ち上がってもらいたいです。
聖パウロ学園
120台くらいの直球、スライダー、ツーシームを投げます。
ゆったりとした投球フォームから緩急で打ち取ります。制球が良く変化球を上手く使う投手です。
先発で6回、4安打、5三振、1死球、1失点。
腕っぷしが強く右手で押し込むスイングから強い打球を放ちます。打線の中心として打点を稼ぎたいですね。
4番サードで4-2(単打2)。
聖パウロ学園は機動力を使うチームカラーはこのチームでも健在です。機動力を使ってチャンスを作り得点に繋げていくことができれば上位校も苦戦しそうです。あとは来春に向けて投打にスケールアップして欲しいですね。
記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。