投打がかみ合って 東北公益文科大-石巻専修大 南東北大学野球第3週1日目
2024.4.27 南部スタジアムでの南東北大学野球第3週1日目 東北公益文科大6-1石巻専修大の観戦レポートです。
【東】嵯峨-大川
【石】吉田、須田、那須-佐藤、鈴木
【二】宮城、佐澤(東)本間(石)
東北公益文科大
130キロ後半~140キロ前半くらいの直球、カーブ、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。
内外突く威力ある直球と変化球の緩急で打ち取ります。変化球でも腕が振れ外の出し入れができ三振が取れます。ピンチではギアを上げ抑えられるのでゲームメイクできる能力があります。9回でも球威が落ちないスタミナもいいですね。これぞエースといった投球ができる投手です。
先発して9回、9安打、8三振、2死四球、1失点。
鋭いスイングでかつコンタクト能力があり各打席ともしっかり球を捕えてきます。ショートの守備も安定しています。中軸としての活躍が期待されます。
3番ショートで5-2(単打2)。
ミートセンスがあり、各打席ともしっかり球を捕え打球をヒットゾーンに運べる選手です。
1番DHで3-2(二塁打1、単打1、四球1、犠打1)。
軸がブレないスイングでしっかりミートしてきます。甘く来れば長打がある選手です。再現性を維持したいですね。
2番センターで4-2(二塁打1、単打1、打点2、四球1)。
バットコントロールが上手い選手で打球をヒットゾーンに運べます。この選手は上位を打ってもおかしくないんじゃないでしょうか。
9番ライトで4-2(単打2、打点1)。
東福公益文科大は終始声が出て勝つ事に意欲が感じられる勢いのあるチーム。目を引く選手も多いですし、ここまで6勝0敗と好調です。
このまま投打が噛み合えば優勝もあると思います。全国の舞台に進んできて欲しいチームです。
石巻専修大
130キロ中盤〜後半くらいの直球、カーブ、スライダーなどを投げます。
角度ある直球とキレの良いスライダーのコンビネーションで打ち取る投手です。スライダーは制御できているので直球の制球力が上がってくれば安定感が増すでしょう。
リリーフで5回、7安打、1三振、3四死球、4失点。
130キロ前半~中盤くらいの直球、カーブ、スプリットなどを投げます。しっかりうでを振ってキレの良い直球、スプリットが目を引く左腕です。
リリーフで2回、0安打、3三振、0四球、0失点。
柔らかいグラブ捌きで安定した守備が光る選手です。バッティングでも目立って欲しいですね。
6番ショートで4-1(単打1、三振2)。
ミートセンスがあり逆方向にしっかり合わせてくる選手です。足も速く盗塁も仕掛けてきます。
1番センターで4-2(単打2、盗塁1)。
鋭いスイングで球を叩ける選手です。各打席ともしっかり捕え、甘く来れば長打があります。ポイントゲッターとして期待できる選手ですね。
5番ライトで4-2(二塁打1、単打1)。
石巻専修大は投打ともに悪くない戦力だと思いますが、いまいち噛み合っていない状態でしょうか。下級生に光る選手もいますし、勢いが付けば上位校とも遜色ないと思います。自分たちのプレーを最後までして欲しいですね。
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